現役医師に聞いた……「医師の不足・偏在」を感じている人は83.3%
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「医師を志す動機となったもの」について、「人を救う仕事に興味を持って」(33.0%)、「親など身近な医療関係者が働いている姿をみて」(23.0%)という職業としての魅力が動機になった回答が上位を占めたが、医学部合格は難関のため、「成績が良かったので」(22.7%)という回答も多くみられる。進学先選びについては、現役医師の視点で重視すべきだと考えているものは、「設備・環境」(34.7%)、「学べる内容」(25.0%)、「指導者」(21.0%)の順で高く、大学入学後の環境が重要なようだ。
また、子どもがいる現役医師232人に、「ゆくゆくは自分の子どもにも医師を目指して欲しいか」と聞いたところ、過半数の53.9%が「そう思う」と回答。医学部受験については、「家族の協力が必要不可欠」と考えている人は96.0%でほとんどの人が同意し、「何浪してでも行く価値がある」と苦労をしてでも挑戦すべきだと考えている人も38.4%にのぼった。また、子どもが医師を目指すためにかかる費用として、出してもよいと考えている資金の平均額は2,798万円となった。
では、様々な難関を経た現役医師たちの生活とはどのようなものだろうか。「医師の不足・偏在」と呼ばれる状況について、「感じる」と答えた人は83.3%となり、大多数の医師が医療現場に人手が足りていないことを実感している様子。問題改善のため、「医師の労働環境改善の必要性」を「感じる」人は91.0%、出産などがある女性医師においては、「女性医師が働きやすい環境整備の必要性」を「感じる」人は90.7%となり、労働環境改善で「医師の不足・偏在」の改善につながると認識していることがうかがえる。
厳しい労働環境で働く現役医師たちだが、既婚者260人に結婚相手について聞くと、「研修医時代や医師になってから出会った病院関係者と」(38.5%)が最も高く、職場結婚が多いようだ。一方で、「医師同士で結婚したカップルは離婚しやすい」と考えている人は、55.4%と過半数で、そのせいか、「医師以外の人と結婚したい(したかった)」と考えている人も66.6%にのぼる。さらに、「結婚後、医師生活を続けられるか不安(不安だった)」と回答した人は、男性医師で12.3%、女性医師で43.7%になり、男女間の差もうかがえた。
《渡邊晃子》
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