やはり従来メディアが強し……年末年始は「スマホよりテレビ」「SNSより年賀状」
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それによると、年末年始(2014年12月30日~2015年1月5日)において、「1日あたりの平均接触時間がもっとも長かったメディア」は、「テレビ」が276分でトップ。世代ごとに見た場合でも、全世代でトップとなった。「テレビ」の平均接触時間が全世代中、一番短かったのは10代で189.2分。「スマートフォン」の184.8分を若干上回っている。なお2014年12月度調査で、10代の1日あたりの「テレビ」接触時間は101.8分となっており、年末年始は、従来メディアである「テレビ」視聴に、2倍近い時間を費やしたことが明らかとなった。
あわせて「年賀状」についても質問。「すべての知人に年賀状を投函した」人は21.0%でトップ。以下「年賀状も出したが、1割ぐらいの知人はSNSで済ませた」14.8%、「今年の年賀状をいっさい出さずに、すべてSNS上のコミュニケーションで代用した」13.6%、「7割ぐらいの知人はSNSで済ませた」8.2%が続いている。こちらでも従来メディアである、紙の年賀状の強さが浮き彫りとなった。
「年末年始における、1日あたりの平均的なスマートフォン起動回数」は、10代は6.5回で、12月の休日・祝日の平均的な起動回数7.2回(2014年12月度調査)を下回っている。一方、20代は6.1回で、平均起動回数の5.9回を年末年始のほうが上回っている。同じく30代も6.8回に対して6.1回となっていた。ただし「年末年始におけるニュースアプリの平均利用時間」は全体平均28.1分で、平均利用時間30.96分(2014年12月度調査)よりも短くなるなど、「SNSアプリ」以外のアプリは、年末年始のほうが平均利用時間が短い傾向が見られた。
《冨岡晶》
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