「15年度の国内は基盤固めの年」……日産自動車 片桐副社長
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15年度は年度初めに『エクストレイル』のハイブリッド車(HV)の投入などが計画されているものの「商品投入の限られた年であり、台数の伸長は厳しい年」(片桐副社長)と見ている。このため、販売店の改装の加速や女性を中心とした営業要員の拡充など、販売ネットワーク体制の強化に重点的に取り組む計画だ。
商品面では新モデルが少ないものの、安全技術である自動ブレーキを15年度中には電気自動車(EV)や商用車などすべてのカテゴリーに展開していく。これにより「技術やブランドの認知拡大につなげたい」(同)考えだ。
日産は16年度からは量販型の新モデル投入や主力車の改良、EVのモデル刷新などに取り組んでいく方針であり、15年度はそこにつなげるため、営業体制の強化などを重視していく。片桐副社長は15年度の国内販売計画台数については策定中とし、5月ごろに公表する予定という。
日産片桐副社長「15年度の国内は基盤固めの年」
《池原照雄@レスポンス》
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