同大会が開催されているオーストラリアは現在、真夏の季節のため、気温が40度を超える日もあるが、松岡氏は錦織選手が序盤にリズムを作ることが出来なかった原因を「今日の敵は相手だけではなかった。暑さだ!」と指摘。さらに「自分でいうのも嫌だが今日の天気は松岡修造だった」と自虐した。
熱血キャラクターで知られる松岡氏だが、ネット上ではかねてより、松岡氏が訪れる先々で気温が上昇する、といったうわさがささやかれている。もちろんこれは、松岡氏のあまりの熱血ぶりをネタにした冗談でもあるが、とはいえ、度々偶然が重なったことにより、このネタはすっかり定着している。
2010年の冬季バンクーバー五輪や昨年の冬季ソチ五輪などがその例で、スポーツキャスターとして世界的なイベントに赴く松岡氏が現地を訪れたバンクーバー五輪では、松岡氏の滞在時に突如として気温が上がり、雪のコンディション低下が叫ばれた。
また、昨年のソチ五輪でも松岡氏が現地のロシア・ソチに出向いた際は、反対に日本が寒波に襲われ、ネット上では「もう雪とか嫌だから、早く松岡修造帰って来いよ」などと“太陽”が顔を出さなくなったことが松岡氏と結び付けられていた。こうしたイメージからか、松岡氏が昨秋にはP&Gのエアケアブランド「ファブリーズ」のテレビCMで太陽役を演じたことも記憶に新しい。
もちろん、松岡氏のいる場所が“暑くなる”という科学的な根拠はないが、熱血漢の存在は寒空の下では“太陽”のように暖かく感じるのかもしれない。
そんなイメージが定着していることもあり、今回のブログで松岡氏本人が「今日の天気は松岡修造だった」と記した一文は、ネット上では「暑さの原因はあなた」「自覚があったんだね」などと反響を呼んだ。