爆問・太田光、ピース又吉の小説を絶賛 「絶対に賞を獲る」 | RBB TODAY

爆問・太田光、ピース又吉の小説を絶賛 「絶対に賞を獲る」

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ピース又吉直樹(既報より)
ピース又吉直樹(既報より) 全 2 枚
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 お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、ピース又吉直樹の文芸誌デビュー作「火花」を読んだ感想を、27日深夜放送のラジオ番組「爆笑問題カーボーイ」(TBSラジオ)でコメント。「面白かったぞ。やるじゃないか」と又吉に賛辞を送った。

 今月7日発売の文芸雑誌「文學界」(2月号、文藝春秋)に掲載された又吉の初作品。発表当初から話題となり注文が殺到。同誌は創刊以来初めて増刷を決定し、その数も史上最高となる累計4万部に達した。

 この話題作を読んだ太田は、番組冒頭の第一声で「又吉、『火花』面白かったぞ、お前、やるじゃないか」と、照れ隠しなのか、笑いながらも称賛。「お前は、絶対に賞を獲る。いや本当にね、良いんですよ、『火花』」と太鼓判を押した。

 自身も文学に造詣が深く、これまでに小説を含め多数の著書がある太田。気に入らない作品は容赦なくこき下ろす彼だが、又吉の今作については「上手いね~アイツは。やっぱりさすがに読んでる文学青年だけあってね。上手いし、描写も良いし。何しろね、愛おしくなるね、漫才を語る場面とかね」と、手放しで絶賛した。

 Amazonのブックレビューでは、「又吉直樹『火花』は傑作」「難しい内容かと思ったら、さっそく笑わせてもらいました。この先を読み進めていくのが、とても楽しみです」「予想以上に面白かった」「様々な本を読んできたという著者だけに、読ませる文章だった。時間も忘れて引き込まれた」「ちょっとクセになりそうな文章で、いずれ芥川賞でも狙えるのでは?と勝手に思ってしまいました」といった高評価のコメントが寄せられている。

 「火花」は、芸人である「僕」を語り手に、才気あふれる先輩芸人と過ごした濃密な青春を描いた作品で230枚の中篇。又吉は、「今まで書いた文章のなかで、もっとも長いものになりました。僕は、人間を深く掘り下げた小説に何度も救われてきました。『火花』は自分なりに人間を見つめてかいた作品です」とコメントしている。

《花》

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