スカイマーク、民事再生法の適用を申請……負債総額は約711億円
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同社は2012年6月から、エアバスA330型機合計10機のリースを受けて利用してきたが、急激な円安の進行により、リース料の支払い負担が増大。競合他社との競争激化、燃料費の高止まりなどの要因も加わり、業績が著しく悪化し、2014年3月期において18億4500万円の当期純損失を計上していた。さらに2015年3月期の第2四半期においても57億4400万円の当期純損失を計上し、会計監査人による四半期レビュー報告書において、「継続企業の前提に疑義がある」と付記されていた。
またA380型機の購入を巡り、エアバス社との交渉が難航。違約金の請求を受けるトラブルが発生している。今後は、東京地方裁判所の所要の手続きを経た上で、インテグラルより支援を受けつつ、事業の再生に取り組む。
《冨岡晶》
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