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動線分析や位置情報とも連携!今注目の企業向け無線LANソリューションとは?

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シスコシステムズ合同会社 エンタープライズ ネットワーク事業 ユニファイド アクセス部 部長 田村康一氏
シスコシステムズ合同会社 エンタープライズ ネットワーク事業 ユニファイド アクセス部 部長 田村康一氏 全 10 枚
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 このWi-Fiソリューション(Facebook Wi-Fi)は、同社のクラウドネットワーキング製品「Cisco Meraki」(以下、Meraki)によってサポートされる。シスコは2年前にMerakiを買収し、クラウド型のWi-Fiソリューションを展開してきた。クラウド上から簡単にすべての設定、管理が行えるため、小売店などを中心に訴求していきたい考えだ。「小売店では、時間ごとの特売情報の配信やクーポンの配布など、新しい使い方が生まれてくると思います」(田村氏)。

 シスコには、オンプレで自己管理しながら導入できる無線LANソリューションと、Merakiのようにクラウド上で管理する2種類の無線LANソリューションがあり、必要に応じて両者を選択できる強味がある。Merakiは、無線LANに求められる機能がすべてサポートされて、お手軽に運用できるメリットがある。オンプレ、あるいはクラウドで一長一短があるため、ユーザーニーズに合わせてチョイスしたいところだ。「ローカル店舗にはIT技術者がいないため、運用管理面ではMerakiのほうがよいでしょう。最近は大手企業でも店舗系にMerakiを使うことが多くなっています」(田村氏)。

 このように同セミナーでは、同社の代表的なAP製品とクラウドネットワーキング製品が中心的な話題になるそうだ。ほかにも、この1年で具体的な事例が数多く登場しているため、そういった情報も合わせて紹介していく予定だという。ぜひ興味のあるご担当は、本セミナーに参加するとよいだろう。

 最後に田村氏は「ワイヤレスネットワークがプライマリーとして利用されるようになってきたので、従来のネットワークも無線を中心に、しっかりした機器を選定しておいたほうが良いでしょう。今後、さらにモバイルデバイスの増加も想定されるので、長期的に見て信頼性のある製品を選んでいただきたいと思います。また新しいビジネスとして、APを一種のセンサとして使うようになってきました。今後は企業内だけでなく、外部のお客様に向けたビジネスへの適用例も多く登場してくると思います」と来場者に向けてアピールした。
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《井上猛雄》

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