通話ができて映像も送れるソーラー発電の防犯・防災灯「レス救SOS」
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
最大の特徴は通信機能を搭載していることだ。「レス救SOS」の非常ボタンを押すとブザーと赤色回転灯が作動し、指定先(警察・警備会社・県庁・市役所・消防等)に映像が送られると共に通話が可能になる。
また、災害時にはソーラーパネルを使った独立電源なので、停電の影響を受けることなく、被災現場と音声交信や、映像による状況確認ができる防災灯としても機能する。山間部など電源の引き込みが困難な場所でも設置でき、災害時に停電した場合でも孤立した集落との連絡や安全確認も可能だ。
静岡県浜松市では綜合警備保障(ALSOK)との業務提携にて設置されている。また、浜松市のケースでは、導入コストを抑える取り組みとして「レス救SOS」に企業広告を掲載。企業は広告宣伝費で社会貢献を実現し、自治体は導入費用を削減しつつ地域の安全性が高まるというwin-winの関係が成立している。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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