斎藤工、「自分の唯一の才能は”人運”」…自身監督作品がエミー賞ノミネート!
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
斎藤工は、このほど自身初のドラマ主演が決定するなど、昨年から話題を集め、今最も旬な俳優と言って良いだろう。そんな斎藤が監督を務めたショートムービー「半分ノ世界」は、「UULA」と「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(略称:SSFF&ASIA)」が、新進気鋭の若手映画監督の発掘を目的に立ち上げた共同プロジェクトにより生まれた作品のひとつである。同作は大橋トリオの楽曲「HONEY」から受けたインスピレーションを映像化した内容で、昨年の「SSFF&ASIA」でも公式上映された。
監督を務めた斎藤だが、本業はもちろん俳優。今回の抜擢には戸惑いもあったようで「最初は何故素人の自分なのだろうと思いましたがとにかくサポート体制が万全でした。俳優業の傍らでの制作でしたがショートフィルムであるって事や内容等はこちらから持ち込めたりと、環境的に理想的でした」と、プロジェクトメンバーによる支えに感謝している。更には、「私のわがままに対し、才能を分けてくださった全ての方々にまだ何も恩返し出来ていないので、今回の事がそれに値したら幸いです」とも。
また、「SSFF&ASIA」での上映でも評価が高かったそう。俳優業の傍ら、才能を生かし今後も“制作側”の仕事に携わる可能性もあるかもしれない。斎藤も、今回の制作にあたって心境の変化があったという。「本業はあくまで役者ですし、監督業をバリバリやって行くつもりはありませんが、事実この『半分ノ世界』の後、ショートフィルムを一本、MV(大橋トリオ)を三本制作したりと明らかに映像制作に対して姿勢が変わっています」と、同プロジェクトによって新たに生まれた気持ちがあったようだ。しかし、「ただ、自分の唯一の才能は”人運”です。今後も色々なクリエイター方と感謝を忘れず多面的なコラボレーションして行きたいです」と加え、斎藤らしい謙虚な姿勢を見せた。
《田中沙織》
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