第87回アカデミー賞…「助演男優賞」はJ・K・シモンズ!『セッション』で鬼教師熱演
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シモンズ演じる音楽教師のフレッチャーは、名門音楽大学に入学した青年をバンドにスカウトし、罵声やワナも辞さない狂気のレッスンを強いる。すべては偉大な音楽家になるという究極のゴールのため…。完璧を求める鬼教師と青年の師弟関係に、誰も予想できないクライマックスが訪れる。全身全霊で“鬼に徹した”シモンズの演技が、イーサン・ホーク(『6才のボクが、大人になるまで。』)、マーク・ラファロ(『フォックスキャッチャー』)ら同賞候補に挙がっていたライバルをねじ伏せた。
映画は弱冠28歳のデイミアン・チャゼル(監督・脚本・原案)の長編2作目で、昨年のサンダンス映画祭で「グランプリ」と「観客賞」をダブル受賞し、大きな話題を集めていた。今年のアカデミー賞では「作品賞」をはじめ、5部門にノミネート。製作費は日本円でわずか3億円で、本年度の作品賞候補のなかでは最少の額だと言われている。
シモンズは、トビー・マグワイア主演の『スパイダーマン』シリーズで主人公が働く新聞社の編集長J・ジョナ・ジェイムソン役で知られるベテラン俳優。アカデミー賞の常連であるジェイソン・ライトマン監督とのタッグも多く、『サンキュー・スモーキング』、『JUNO/ジュノ』、『マイレージ、マイライフ』、『ヤング≒アダルト』(声のみ)に出演している。
【第87回アカデミー賞】「助演男優賞」はJ・K・シモンズ!『セッション』で鬼教師熱演
《text:cinemacafe.net》
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