「余命3日」だった今井雅之、舞台復帰に感慨 「熱いものが込み上げてきました」 | RBB TODAY

「余命3日」だった今井雅之、舞台復帰に感慨 「熱いものが込み上げてきました」

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 昨年11月に「余命3日くらい」と宣告を受け、腸瘍除去の緊急手術を行った俳優の今井雅之が24日、自身のブログを更新。23日に自身が出演する舞台の制作発表に出席し、闘病生活から復帰を果たしたことに「今、自分は本当に生きてる素晴らしさに感謝しております」と心境を吐露した。

 立春が過ぎ、公園で桜の芽が三分咲きになっていることに今井は「いやー新しい命の息吹って素晴らしいですね!などと、感情に浸っている今日この頃でございます」と挨拶。

 23日に行われた自身が出演する舞台「THE WINDS OF GOD japan tore 2015」(5月1日から東京・新国立劇場など)の制作発表に出席した今井だが、「年末ベットの上でたくさんの管に巻かれていたあの時、この瞬間を迎えられるかどうかは天文学的にうっすいうっすい確率のように思っていました」と感慨にふけた。

 現在の病状について、今井は「今こうして着実に一歩一歩、半歩半歩、よちよちと前に進んでおります!」と説明。制作発表という表舞台に復帰したが、「まぁとにかくこんなとこで安心している場合ではなく、ここからスタートが切られたわけで、特にこの私はあの激しい激しい2時間以上に及ぶ舞台を最後まで務め上げなければなりません!」と5月からの舞台本番に目を向けた。

 今井は「もっともっと暖かくなり3月中旬くらいからもうちょいキツめのトレーニングを敢行させて頂き、27年続けてきた、田代誠ことアニキの役を英霊の先輩達の名を汚さぬよう日本人として任務完遂敢行させて頂きやす!!」と、1988年の初舞台から続けてきている同舞台で役を演じきることに意欲を示した。

 制作発表後、今井は以前に同舞台を共に頑張った役者らと食事会を行い、熱く熱く語り合ったことを明かし、「自分も何か熱いものが込み上げてきました」としみじみした。その後も別の仲間と夜中の2時まで「熱く熱く語り合い、熱く熱く抱擁しあい、熱く熱く昔話に花を咲かせ、本当に本当に最高の夜でございました」と、写真を掲載し、楽しげな様子を見せた。

 今井は仲間との久しぶりの楽しい語らいに「今、自分は本当に生きてる素晴らしさに感謝しております。神がいるなら神に、そして父母両親に、この世に生を与えてくれたことを心より感謝しております。ありがとうございます」と、心境を吐露した。

 最後に「とにかく!私の春ももうそこまできております!」とつづり、これから迎える舞台などに思いを馳せ、「楽しんで楽しんで頑張りやす。ほんと生きてて良かった…押忍」と、“復帰”の実感を感じつつ、今井らしく締めくくった。

《花》

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