宮本亜門、神田沙也加のミュージカルデビュー秘話明かす
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「シカゴ」のロブ・マーシャル監督による映画「イントゥ・ザ・ウッズ」は、メリル・ストリープ、ジョニー・デップ出演で、ディズニーではおなじみの「シンデレラ」「ラプンツェル」や「赤ずきん」といったおとぎ話を、大人のための“アフター・ハッピーエンド”として描いたミュージカル作品。
神田は、17歳のときに出演した宮本演出の「Into the Woods」でミュージカルデビューを果たした。ここで舞台の難しさや楽しさを経験し、今や神田が活躍するミュージカルの世界へ進んだきっかけとなったという。トークでも2人は当時の思い出話に花を咲かせた。宮本は当時の神田について「オーディションのときに松田聖子さんの娘さんがいらっしゃいますと皆さんがザワザワしていて。でもオーディションはそういうもの関係なく、一人ずつ入ってきてもらって、歌ってもらいました。(神田は)本気なんですよ!絶対舞台女優になるという。声がまず素晴らしかった」と初対面から、神田は心を掴む力があったという。「これは赤ずきんにぴったりだ!と」と話すと、神田は照れながらも「今初めて聞きました」と嬉しそうに微笑んだ。神田は、そのオーディションに合格した際には大声を出し喜んだという。
当時は自信のなさもあった神田だったが、当時宮本から言われた「ちゃんと貴方自身を見て選んだんだから、貴方は貴方のままで自信を持って立って良いんだよ」という言葉、“貴方は貴方のままで”に力をもらい、舞台女優として「ちゃんとここに立っていくぞ!」と自信を持ったという。その積み重ねが、昨年の「アナと雪の女王」での声優にも繋がったと話す。宮本も「初ミュージカルでよくやったよね」と当時の神田を称えた。そして当時、神田が着用した赤ずきんの衣装も登場した。
また、神田は3月4日の同作ジャパンプレミアにて、ロブ・マーシャル監督や出演のメリル・ストリープらの前で、挿入歌の「チルドレン・ウィル・リッスン」を披露するという。神田は「皆さんにお会いできることが信じられないですし、本当に緊張してます今から。でも作品で大切なメッセージになっている曲なので頑張って心を込めて歌いたいと思います」と意気込みをコメント。宮本は「緊張しないで、気楽に(笑)」と笑いかける。同作の宣伝ナビゲーターを務めるにあたっても宮本は「この赤ずきんちゃんのように、楽しくおおらかに。全部オープンな子だから、このイントゥ・ザ・ウッズの楽しさ、美しさも全部バーっと表に出して皆さんに伝えてください」とアドバイスした。
《田中沙織》
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