ワイモバイル、Android TV搭載の「Nexus Player」を明日発売開始！

　ワイモバイルは26日、グーグルのAndroid TVを搭載するメディアプレーヤー「Nexus Player」のローンチパーティーを開催した。

　ワイモバイルからは代表取締役兼CEOのエリック・ガン氏が出席。はじめにガン氏から、端末の国内発売が決まった時点では“2月下旬”とされていた発売スケジュールに関して、明日27日から全国のワイモバイルショップ、ソフトバンクショップで独占販売されることが明らかにされた。価格は12,800円。ガン氏は「今から約半年前にワイモバイルのブランドが立ち上がって、以降グーグルのNEXUSシリーズを独占販売できたことからAndroidスマホの新規販売数ナンバーワンを獲得できた。今回のNexus Playerもソフトバンクグループで独占販売できることを嬉しく思う」とコメントした。

　なおNexus Playerの発売キャンペーンも実施される。Nexus 6をMNPで購入し、ワイモバイルのスマホプランS/M/Lを契約した新規ユーザーには端末が無料で進呈されるほか、AQUOS Crystalに機種変更したユーザーもその対象になる。さらにGoogle Playストアの2,000円分ギフトコードもプレゼントされる。ガン氏は「どこでもAndroidによるエンターテインメントが楽しめるスマートなライフスタイルを提案してきたい」と意気込む。

　グーグルからはGoogle Playアジア太平洋地域統括副社長のクリス・ヤーガ氏が出席し、Android TVのプラットフォームと「Nexus Player」について語った。

　ヤーガ氏ははじめにAndroidは現在、世界で10億台以上の端末が普及しており、毎日150万台以上がアクティベートされているとし、成長の勢いが加速していることをアピール。2012年にはタブレットデバイスに対応を広げるとともに、昨年はAndroid WearやAndroid TVなど、モバイル以外のデバイスを対象としたプラットフォームにも進出した。カーエンターテインメントにおける展開についても、先に米ラスベガスで開催された2015 International CESではさまざまな製品やサービスが登場したことは記憶に新しい。

　「Nexus Playerは家庭の大画面スクリーンであるテレビにAndroidが展開するための重要な端末。これを日本市場に紹介できることをとても嬉しく思う。Android TVはグーグルが提供するエンターテインメントコンテンツの数々を、美しくシームレスにテレビ向けに提供ができるプラットフォーム。コンパクトな本体をインターネットとHDMIにつないで、すぐに使えるようになる」とヤーガ氏は説明を続けた。