春のお出かけの悩み事「子どもの車酔い」発生メカニズム
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P&Gは、「車酔いする子どもを持つ親へのアンケート調査(計300人)」と「車酔いする子どもと親へのインタビュー(計12人)」を実施。子どもの車酔いの実態と対策を分析した結果を26日に発表した。
それによると、車酔いの原因は、基本的には車の揺れによるが、車酔いをする子どもの9割が、車に乗ってすぐ気分が悪くなる「とたん酔い」を経験していた。一方で、親に子どもが車酔いするシーンを聞くと、「坂道や曲り道、山道など車の振動が多い時」67.7%が最多で、とたん酔いに気付いていた親は17.0%と少数派だった。
原因を探るべく、車酔いをする子どもにその具体的な原因を聞くと、インタビューでは「車のニオイが原因」という声が多く寄せられた。「揺れは楽しい」という意見もあり、振動以上に「車のニオイ」が、子どもに嫌な記憶を植え付け、それをきっかけに酔いを発生させているようだ。子どもが具体的に気にしているのは「エアコンをつけたときのニオイ」51.0%がトップで、「もともとの車内のニオイと芳香剤などが混ざり合ったニオイ」41.3%や「芳香剤や香水のニオイ」31.0%となり、なかなかごまかしは効かない模様。
そこで、車酔いする子どもを持つ親に「車内のニオイが子の車酔いに影響すると思うか」を聞くと、これも94.3%が「影響する」と認識していた。しかし、車内のニオイケアが「しっかりできている」とした親は11.0%にとどまっており、4人に3人は「ケアしたいがおろそかになりがち」(74.7%)と回答している。
車酔い対策は、メンタル面の影響が大きく、「酔わない」という経験をさせることが効果的。こうして考えると、ニオイを芳香剤でごまかすより、しっかり消臭するのが、子どもにとってはよいと思われる。ニオイが車酔いの原因であれば「(1)ニオイを元から消臭する」「(2)車内の空気を入れ換える」「(3)タバコや香水などのニオイの出るモノは置かない」というのが有効だ。
「ファブリーズ クルマ イージークリップ」は、P&Gのエアケアブランド「ファブリーズ」のエアコンの送風口にワンタッチで装着できる車専用消臭芳香剤。実際、子どもたちに消臭してから香る「ファブリーズクルマ イージークリップ」の香りをかいでもらうと、「すごいいいニオイする」「これだったらいい」など、肯定的な意見が寄せられている。
《冨岡晶》
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