日産自動車・ムニョス副社長「米国市場でホンダ抜く」と自信
エンタープライズ
企業
注目記事

ムニョス副社長は「我々は安定的にギャップを埋めてきた。とくにフルサイズピックアップトラック『タイタン』は競合が追従できない大きな強み。我々は幅広い製品群に加えて非常に強いディーラーネットワークを持っている。またメキシコに大きな生産拠点もある。競合他社に比べて我々は非常に強いと自信をもっている」とした上で、「(日本勢で2位のホンダを)もちろん凌駕する。全く疑いの余地はない」と強調した。
その時期については「いつになるかについては心配していない。それはいずれにしてもおきること。我々の計画を実行し安定的に確実にやっていけばできる」と述べた。
日産の2014年の米国での販売は前年比11%増の138万台で、シェアは8.4%と前年から0.4ポイントアップした。一方のホンダは同1%増の154万台で、シェアは0.4ポイントダウンの9.4%となっている。
また日産では2016年度までに米国でのシェアを10%にまで引き上げる目標を掲げているが、ムニョス副社長は「我々はこれまでに北米に多額の投資を行ってきた。また日本や韓国から車両を調達できる体制になっており、追加の投資をせずに目標の達成は可能」との見通しを示した。
日産ムニョス副社長「米国販売でホンダを凌駕する。全く疑いの余地はない」
《小松哲也@レスポンス》
特集
この記事の写真
/