イトーヨーカドーに「BON BON HOME」オープン……Fracfranc のバルスと協業
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「BON BON HOME」はキッチン用品からベッドルーム用品までインテリア雑貨を取り揃えた新業態のショップブランド。流行に敏感な都市部周辺エリアのファミリー層をターゲットに、「アメリカ西海岸の暮らし」をコンセプトにしたナチュラルテイストのアイテムを取り揃え、「Francfranc」よりも価格帯を低めに設定。商品ごとに並べるだけでなく、生活シーンをイメージしたアイテムコーディネートを展示し、お洒落な彩りある暮らしを提案するライフスタイルショップの形態を取る。
商品の72%はバルスが独自に持つ海外の生産基地から調達。SPA(製造小売業)方式を取り、首都圏を中心とするイトーヨーカドーで4月半ばまでに一気に20店舗をオープンする予定。3月は、北砂店、西新井店、大和鶴間店、大宮宮原店、アリオ川口店、立場店、四街道店、船橋店、武蔵小金井店でオープン予定。
バルスは2013年の12月にセブン&アイホールディングスと資本業務提携契約を締結。同じくセブン&アイホールディングスのグループ会社であるイトーヨーカ堂の住居部門と2014年5月から協業して新たな店舗開発を行った。
イトーヨーカ堂取締役常務執行役員青木繁忠氏は「GMSはモノをつくるうえでモノごとにマーチャンダイジングが完結してしまう。イトーヨーカ堂には足りなかったチームマーチャンダイジングの発想、売り場をコーディネートし、シーンづくりをする手法をバルス社から学ばせていただいた。今日はまさにグループシナジーを具現化した、チェーンストアのあり方を変革しようとする再生に向けての大きなスタートの日となった。将来的には100店舗展開したい」とコメント。
バルス代表取締役社長高島郁夫氏は「イトーヨーカ堂からプロジェクトの打診があったとき、単品の商品だけ提供しても求められているものとは違うと思った。イトーヨーカ堂という館全体にお客さんが増えるような魅力ある業態をつくることが使命かなと思い、このようなプランを昨年春頃にプレゼンした。『新しい専門店がヨーカ堂に入ってきた』『木場に新しい店ができた』という印象をつけられるよう、地域に根ざした店舗展開をしていく」と述べた。
《奥 麻里奈》
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