【MWC 2015 Vol.52】マウスコンピューター、開発中のWindows Phoneの試作機を公開
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2月23日には、同社初のスマートフォンとなる「Windows Phone」の開発を進めていることを発表していたが、今回のラウンドテーブルでは、その開発中のサンプルが公開された。試作機は、同社が基盤を一から開発したもので、現状でタッチパネルを変更することは決まっているという。
スペックはWindows Phone 8.1、5インチディスプレイ(720×1280)を搭載し、LTEに対応したSIMフリースマホとなっている。サンプルを実際に確認したところ、型番は「MOUSE M54TE」、メモリが1GB、メインストレージが8GB、バッテリ容量が2,300mAh、カメラはメインが800万画素、サブが200万画素となっていた。
説明を行った同社の製品企画部部長を務める平井健裕氏は、今年後半にリリースされる予定のWindows 10へのアップグレードについて、「現時点では明言できないが、前向きに検討している」とコメントした。
またターゲットに関しては「ハイエンドというよりも、ミドルレンジ以下」(平井氏)としているが、端末価格は未定。発売時期も未定だが、Windows Phone 8.1搭載の状態で販売されることは確定しており、現状ではソフトウェア面の評価、認証などを残すのみとなっているという。
平井氏は販路について、「この端末と親和性が高いのは法人向けだと思っている。法人に対して、どのように販売していくのがいいのか、まさに現在協議中」と話した。また今後は、「Android版については全く考えていない。Windows Phoneの新モデルの予定はあり、ファブレットと呼ばれる部分を展開していきたい」としている。
《RBB TODAY》
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