【SS2015速報リポート016】約100度の超広角4Kネットワークカメラ、パナソニックがリリース
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4K屋外ドームネットワークカメラは、レンズに約100度の超広角6倍ズームを採用。映像処理エンジン「4K Ultra HD Engine」を搭載し、高圧縮率を誇るH.264でエンコードすることで4K(3,840×2,160/30fps)および12Mピクセル(4,000×3,000/15fps)の高解像度による動画配信を可能とした。
レンズの制御では、同社の業務用デジタルハイビジョンビデオカメラなどに搭載されている「4ドライブレンズシステム」を応用した新開発の「3ドライブレンズシステム」を搭載。3つのレンズ群の操作を個別のモーターで制御し、高画質と高倍率ズーム、さらに本体の小型化を実現している。
内蔵センサーは新開発の1/1.7型高感度MOSセンサーを採用し、低照度の環境でも十分撮影できる。また、夜間監視時には内蔵の赤外線照明(IR LED)を使用し、照度0ルクスであっても30m先まで撮影が可能。望遠で撮影すれば100m先でも人の顔が判別できるとしており、同社ではスタジアムや駐車場、交差点などに設置して広角で撮影、監視時にはズームアップして確認するといった使い方を想定している。
4K監視カメラは国内・海外ともに出揃いつつあるが、パナソニックでは国内メーカーとしてレンズの質を重視している。さらに撮影時にレンズの中心部と比べ外周部分で撮影された範囲の精細さが劣りやすいため、その差をいかに少なくするかに力を入れているとのことだ。
《防犯システム取材班/宮崎崇》
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