【MWC 2015 Vol.59】ドルビーのヘッドホンサラウンド技術「Dolby Atmos」をレノボ端末が採用
IT・デジタル
スマートフォン
拡大写真
■VR端末向けのDolby Atmos対応コンテンツを開発
ドルビーが今年のMWC 2015で発表した新しい話題がもう一つある。VR(仮想現実)系のハード&ソフトウェアの開発提供を主な生業とする米Jaunt社との協業により、VR端末向けのコンテンツを共同開発することが明らかになった。
両社は今後、ヘッドマウントディスプレイ型のVRギアにより、映画や音楽ライブなどのコンテンツを楽しむ機会が増えることを想定して、特に360度の映像体験を実現できるVRコンテンツの音声技術として、より正確でリアルな音響環境が実現できるDolby Atmosが最適であると判断したことからパートナーシップが実現した。
JauntはDolby Atmos対応のVR機器向けコンテンツとしてはポール・マッカートニーのライブ映像や、「Kaiju Fury!」や「Black Mass」などの映画系コンテンツが用意される予定。ポール・マッカートニーの映像収録にはJauntの360度立体撮影カメラとマイクが使われ、音声も専用のマイクで記録されている。音声ファイルはDolby Atmosのエンコードツールによりミックスされたものであり、Google Playストアから提供される「Jaunt app」のアプリケーションによってデコードされる仕組みだ。
Couling氏はVRとDolby Atmosの関係性を踏まえつつ、今後の可能性を「映画やゲームなど様々な種類のコンテンツに展開していくだろう」とコメントした。
ドルビーが今年のMWC 2015で発表した新しい話題がもう一つある。VR(仮想現実)系のハード&ソフトウェアの開発提供を主な生業とする米Jaunt社との協業により、VR端末向けのコンテンツを共同開発することが明らかになった。
両社は今後、ヘッドマウントディスプレイ型のVRギアにより、映画や音楽ライブなどのコンテンツを楽しむ機会が増えることを想定して、特に360度の映像体験を実現できるVRコンテンツの音声技術として、より正確でリアルな音響環境が実現できるDolby Atmosが最適であると判断したことからパートナーシップが実現した。
JauntはDolby Atmos対応のVR機器向けコンテンツとしてはポール・マッカートニーのライブ映像や、「Kaiju Fury!」や「Black Mass」などの映画系コンテンツが用意される予定。ポール・マッカートニーの映像収録にはJauntの360度立体撮影カメラとマイクが使われ、音声も専用のマイクで記録されている。音声ファイルはDolby Atmosのエンコードツールによりミックスされたものであり、Google Playストアから提供される「Jaunt app」のアプリケーションによってデコードされる仕組みだ。
Couling氏はVRとDolby Atmosの関係性を踏まえつつ、今後の可能性を「映画やゲームなど様々な種類のコンテンツに展開していくだろう」とコメントした。
《山本 敦》
特集
この記事の写真
/