【SXSW2015】すべては健康のために……フィリップスが目指す家電の方向性
エンタープライズ
その他
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
【MWC 2015 Vol.53】Windows Phoneやハイスペック“蒔絵”スマホ!初出展のfreetelブースが盛況
-
【MWC 2015 Vol.60】freetelは日本品質で世界へ!……増田CEOインタビュー

メイン会場のオースティンコンベンションセンターでは、ウェアラブルデバイスから得たデータをクラウドで管理、医者へのエスカレーションを行うプラットフォームの紹介をおこなっていた。展示されていたのはCOPD(慢性閉塞性肺疾患)患者向けのプラットフォームで、パッチ型のウェアラブルデバイスを胸に貼り、常に呼吸器系などをトラッキングする「eケア」と呼ばれる仕組み。医者にもデータが提供され、リアルタイムで患者の状態を把握できる。現在はプロトタイプだそうだが、様々な疾患にも活用可能そうだ。開発者向けのSDKの紹介もおこなわれていた。
また来場者に対して充電スポットのサービスや自社商品を使ったヘルシーなミックスジュース、ノンフライヤーで作った軽食を振舞った。更にSXSWの開催に先立ってサンフランシスコで行われたハッカソンにて1位となったMedifishというアプリの紹介がモニターで行われ、フィリップスのヘルスケア、医療分野への取り組みの本気度か感じられた。
コンベンションセンター近隣の道路に作られた特設ブースではメイン会場と同様、ミックスジュースやノンフライヤーで作った軽食を配布。ヘルシーな食生活を促すことがメインで道行く人の多くはかなり興味があるようだった。
いずれもヘルスケア分野にスコープをあて、そのプラットフォームを展開しようとするフィリップスの姿勢が現れる展示であった。テクノロジーの進化が家電をより便利にするだけでなく、その先により人のためになる家電、企業のポリシーをも反映する家電の進化を感じ取れた。
《亀川 将寛》
特集
この記事の写真
/
関連ニュース
-
【MWC 2015 Vol.53】Windows Phoneやハイスペック“蒔絵”スマホ!初出展のfreetelブースが盛況
IT・デジタル -
【MWC 2015 Vol.60】freetelは日本品質で世界へ!……増田CEOインタビュー
IT・デジタル -
ソニーモバイル、「Xperia Z4 Tablet」用純正カバー「Style Cover SCR32」
IT・デジタル -
【MWC 2015 Vol.76】クアルコム、次世代無線LAN“11ad”や“LTE-D”など最新技術のユースケースを展示
ブロードバンド -
【MWC 2015 Vol.75】5GHz帯を使い込む!今年のネットワーク系技術の目玉「LTE-U」
ブロードバンド -
【MWC 2015 Vol.72】ファーウェイ、同社初のスマートウォッチ「Huawei Watch」発表
IT・デジタル