スポーツ界のレジェンドが中高生を直接指導 「ブカツ応援キャラバン」
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「ブカツ応援キャラバン2015」は部活動にはげむ全ての中高生を対象にしたプロジェクト。世代としては、2020年の東京五輪の中心になる若者だ。サッカー、バレーボール、バスケットボール、テニス、陸上、柔道、バトミントンの7競技、計17名のアスリートOB・OGが、部活の“レジェンド”として学生とその指導者をサポートする。
レジェンドとしてサポートするのは、バスケットボール元日本代表の渡邉拓馬氏や、アテネオリンピックなど五輪3大会連続出場を果たした陸上の弘山晴美氏、女子バレーボール元全日本代表で栗原恵選手とともに「メグカナ」と呼ばれ活躍した大山加奈氏、サッカー元日本代表の三浦淳寛氏ら。
16日には 麗澤中学・高等学校(千葉県柏市) でキックオフイベントを開催。学生が日本を代表するレジェンドたちから部活動特別レッスンを受けた。参加レジェンドは三浦氏、大山氏、渡邉氏、山本隆弘氏(バレーボール)、原田裕花氏(バスケットボール) 、小畑沙織氏(テニス)。
指導を受けたサッカーの副キャプテンは「ひとつひとつの練習に、高い意識を心がけることの重要さを学んだ。基礎をしっかりすること、集中することが大切だと教えてくれた」、テニスの男子キャプテンは「プロからの指導が初めてで、いつもと違ってとても楽しかった。部活を盛り上げて、目標の関東大会を目指し頑張りたい」、バレーの女子副キャプテンは「厳しいかと思っていたら、雰囲気を和ませてくれるなど、とても優しかった。貴重な体験を感謝したい。目標に近づく第一歩として大きなステップ」と、それぞれ感想を述べた。
このイベントを皮切りに、4月から10月までに全国で約2万人、400校の部活をキャラバンしていくことが目標だ。
またウェブでは、部活応援サイト「ブカツのミカタ」をオープンし、日々の練習時に活用できる動画を配信。さらに、レジェンドによるテクニックや知識を公開し、指導者向けにも「コンディショニング入門」「トレーニング」「水分補給」「栄養補給」などさまざまな分野の情報を配信する。
ゆくゆくは、「ブカツのミカタ」上で学生がレジェンドに直接質問ができるコーナーを設けるなど、部活動とレジェンドが密接に関われることを目指す。
《花》
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