【SXSW2015】今年はちょっと違うゲーミングエキスポ VRゴーグルで仮想世界に入り込めるゲームが登場
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今年は大きくゲームの傾向が変わってきたことが感じられる。E3などとは違い、比較的小規模なゲーム会社が多数出展するため、リアルなアメリカの傾向が感じ取れるのかもしれない。そんな今後を占う傾向を3つほど挙げてみる。
■VRゴーグルを使ったゲームが多数登場
ひとつひとつのゲームの内容は割愛させてもらうが、VRゴーグルを使った仮想世界に入り込めるゲームが多数登場している。ゴーグルだけのものから手足にセンサーを付けてプレイするもの、足元にペダルを置いてそのペダルで足のコントロールを行うものと様々だ。それぞれ実際に体をかなり動かすもので、ゲーマーたちの運動不足は解消されそうだ。しかしプレイヤーの体力や身体能力への依存も大きくなるので、ゲームの仮想世界で普段以上のすごい自分になれるといったゲームの持つ魅力が半減するかもしれない。
■PC回帰?スマホだけじゃないビデオゲーム
昨年のゲーミングエキスポではスマホアプリのゲームが多数登場していたが、今年は激減している。その代わりに、PCを使ったゲームが多く展示されていた。これは特別スマホのゲームが流行らなくなったわけではなく、スマホでもPCでもテレビでもプレイできるというクラウドゲーミングの傾向からだろう。高速固定回線が普及しつつあるアメリカならではなのかもしれないが、今後のトレンドとなっていくのかもしれない。
■カード、ボードゲームが多数出展 デジタルからの揺り戻しか?
実際のカードやボードを使ったゲームが多数出展していた。SXSWにふさわしくないかもしれないが、そこにはゲーム本来の遊びの発展性を託したものかもしれない。通常のカードゲームのように美麗なイラストが記されておらず、文字情報だけで想像力や遊び方の発展性を刺激するカードゲームも登場していた。デジタルからアナログへの回帰ではなく、ゲームというものに真剣に向き合った結果なのだろう。
《亀川 将寛》
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