【北陸新幹線開通・金沢特集】「金沢一極集中では意味がない」……石川県観光戦略推進部長・普赤氏
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【北陸新幹線開通・金沢特集】石川・富山の寿司店、一丸となって地元の魅力アピール
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――北陸新幹線開業で石川県はどのように変わるのか?
普赤氏:そんなに大きくは変わらない。変わらないほうがいいと思っている。ただ、そうは言っても、石川県は素材もいい、技もいい、器もいいという材料がある。トータルで本物の和食を食べて知っていただきたいと思っている。
そのために今回は「百万石の鮨」という企画を実施している。これは金沢を中心に27店舗の一流どころのお寿司屋さんが地元のネタや器にこだわった10貫3,800円ぽっきりのメニューを提供するというもの。石川県に来ても、お寿司屋さんは敷居が高くては入れないし、特に旅先では尻込みしてしまうもの。今後加盟店を増やしていくので、是非、この機会に食べていただきたい。また、「金沢おでん」は地元の素材を使いつつ関西系の透き通ったダシが特徴。店舗数でいったら、人口当たり全国で一番多い。加賀料理も一定の値段で提供できるように、加盟店を募るなど調整中だ。料亭は尻込みするでしょ。その怖さをなくし、敷居を低くして本格的に奥深い加賀料理を食べていただきたいと思っている。さらに「もっと石川」「ちょっと石川」というフリーペーパーをオリジナルで今年制作するなどアピールは行っている。
――「食」以外ではどうか?
普赤氏:金沢城、兼六園、玉泉院丸庭園のライトアップを行う。玉泉院丸庭園は新たに整備された庭で、時間とともにライトアップが変わる。
――観光のピークはあるのか?
1年を通して平均している。冬場だけばちょっと落ちる。2,100万人を見込んでいる。
《RBB TODAY》
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