JX日鉱日石エネルギー、2020年東京五輪のエネルギー供給スポンサーに
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1964年に開催された東京五輪で、聖火台用のガスや灯油を提供した実績のある同社。締結式では、同社代表取締役会長の木村康氏が、「オリンピックパートナーとなり、安定的な運営や日本選手団の強化に積極的に関わっていく。昨年12月に市販が始まった燃料電池自動車に向け、水素供給のリーディングカンパニーとして、2020年の東京五輪を契機に新たなエネルギー社会の創造にも貢献したい」と意気込んだ。
また、既存のENEOSサービスステーションを活用することにも触れた木村氏。「全国に1万1000カ所あるサービスステーションのネットワークを2020年オリンピックの発信拠点と位置づけ、さらに盛り上げていきたい」とも話していた。
いっぽう、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長の森喜朗氏は、「水素エネルギーの供給という重要な課題に取り組んでもらうことになる。このオリンピックをひとつの弾みとして、新しい時代をつくっていきたい。石油、ガス、電気、水素と供給してもらうが、大会運営や組織委員会にもぜひエネルギーを」と語った。
東京2020ゴールドパートナーとなったJX日鉱日石エネルギーは、呼称・マーク類・関連素材使用権、リコグニッションプログラム、関連事業協賛権、商品・サービスのサプライ機会、マーケティングサポートなどのスポンサー権利が付与される。
バスケットボール女子日本代表チームのオフィシャルスポンサーでもある同社。東京都内のホテルで開催されたパートナー締結式には、JX-ENEOSサンフラワーズ所属の大沼美琴、宮澤夕貴、渡嘉敷来夢、間宮佑圭、吉田亜沙美の各選手も登壇。オリンピック出場経験者である萩原美樹子氏や、大山妙子氏、大神雄子氏(日本代表)なども応援に駆けつけた。
《大野雅人》
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