ビールのつまみに牛皿をつつこう! 吉野家ヘビーユーザーの目からうろこ
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
アルコールを取り扱っていない店舗は対象外だが、私が訪れた店では通常380円の「生ビール(ジョッキ)」が300円、410円の瓶ビールが350円などの値段で提供される。注:店舗によって値引き前の定価は異なる。
店舗で吉野家本部の広報担当者にお話を伺うと「ビールキャンペーン」は過去にも数回開催しており、好評だったため今回再び行なうことが決まったそうだ。また、吉野家には「牛丼で腹を満たす場所」というイメージが強いが、牛丼以外にもビールやお新香、キムチといったサイドメニューも充実しており、多様な共食機会があるということを多くの人に知ってもらう狙いもあるようだ。
取材もほどほどに、さっそく広報担当者オススメの「生ビール(ジョッキ)」と「牛皿」を注文してみた。注文から数十秒後、生ビールと牛皿が運ばれてきた。さすがスピードの吉野家である。私は普段から牛丼は食べるのだが、実は牛皿は食べたことがない。理由は吉野家に訪れるときは「食事」に来ているので、ご飯がないとハナシにならないからだ。
どれどれ……。ビールと共に牛皿を食べると、目からうろこだった。絶妙に合う! じっくり煮こまれた牛肉と玉ねぎは、キリッと冷えた生ビールにピッタリ。いままでの人生で何百~何千杯という牛丼を食べてきたが、ビールと牛皿の組み合わせは初めての経験。食べる前は「牛皿を食べたら、ビールよりも白米が欲しくなるだろう」と半信半疑だったが、そんなことはなかった。目の前にある牛皿は「おかず」ではなく、完全に「酒のつまみ」。この組み合わせ、もっと早く知りたかった。
せっかくなので、もう一品「ロース豚皿 十勝仕立て」も注文した。こちらは牛皿よりもっと甘いが、そのタレのおかげでビールがグイグイ進む。大切りの豚肉はお腹にもたまるため、「小腹がすいてるけど丼モノは食べられない」なんてときにオススメしたい。
なお、吉野家では食事をせずに、ビールとつまみだけの注文でも歓迎してくれるそうだ。私は「吉野家=メシ」のイメージがあったので、ビールだけの客は迷惑だと勝手に思い込んでいたが、そんなことはまったくないとのこと。これからは季節も暑くなることだし、仕事帰りなどに活用させていただこう。
《佐藤隆博》
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