松井はSKE48のメンバーとして活動する中で、昨年4月に“交換留学生”として乃木坂46でも兼任で活動を始め、この日で約1年間の兼任を終えることが発表されていた。セレモニーは乃木坂46の握手会が終了した会場の特設のステージで行われ、握手を終えたファンも、相当数が松井玲奈のセレモニーに立ち会うべく帰らずに会場に留まっていた。松井が登場すると、会場には「ありがとう！」と大歓声が沸き起こり、「兼任ありがとう！」と文字が書かれたプラカードが一斉に掲げられた。
セレモニーでは、松井と同じくAKB48との兼任を経験し、この春、同様に兼任解除となった生駒里奈がまず挨拶を行った。「これからも玲奈さんはずっと乃木坂46のメンバーです。ライバルという立場になりますが、高め合っていける存在になれたら嬉しいです」と、共に活動できたことへの喜びを述べた。
生駒のスピーチが終わると、松井に花束が贈呈され、松井が今の気持ちを語った。「初めての兼任で、はじめはよく思わない方もいるのではと不安でした。でもみんなで良いものを作りたいという気持ちは一緒。多くの方に『乃木坂46に来てくれてありがとう』という言葉をかけていただき、本当に嬉しかった。乃木坂大好きです！」とスピーチ。乃木坂46の兼任を終えた感慨を示した。
今後、乃木坂46は再びオリジナルメンバーで活動を行っていく。
