全米および世界中の興行者や映画製作者が一同に介し、今後の注目作を発表する「第5回シネマコン」。ここで、この夏に公開される『ターミネーター:新起動/ジェニシス』主演のアーノルド・シュワルツェネッガーと、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』主演のトム・クルーズ、レベッカ・ファーガソン、サイモン・ペッグがサプライズ登場。これによってシュワルツェネッガーとトム・クルーズという超ビッグな2ショットが実現、アーノルド・シュワルツェネッガーは黒のTシャツ、サングラスというお馴染みの“ターミネーター”姿で登場し「アイルビーバックって言っただろ!」と言い放ち会場を盛り上げた。
シュワルツェネッガーは、今作の出演について「自分も納得のいく正しい方向性の作品だと確信できたから」とその理由を語り、仕上がりの手応えとしては「この作品はカッコ良く、素晴らしくできあがると思う」と自信を見せた。ステージの去り際には「アスタ・ラ・ビスタ!」<地獄で会おうぜ!(ベイビー)>とこれまた『ターミネーター』でのお馴染みの台詞で締めくくった。
一方のトムは、シリーズ最新作で自身が“もっとも危険なものだった”と振り返るアクションシーンを紹介されながらその感想を語った。特に予告編にある地上1,500mでの軍用機のアクションシーンについて、「撮影は面白かったよ。まず監督からこのスタント・シーンの相談があり、最初はどうやろうか議論した。僕はパイロットでもあるから、この撮影を成功させるには様々な難関がある事は理解できていた。撮影中には本当に小さい石くずのようなものが飛んできて、僕の身体に当たった時は胸の骨が折れたかと思ったぐらい激痛が走ったよ」と、このシーンでの並々ならぬ苦労を明かしたが、続けて「どうして僕はここまでやるのか、それは映画を楽しみにしてくれる観客のためだ」と、ファンを沸かせた。
『ターミネーター:新起動/ジェニシス』は7月11日、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』は8月7日全国ロードショー。