このムービーでは『松竹梅白壁蔵「澪」スパークリング清酒』でイメージキャラクターを務める、女優の杏が主演に選ばれた。監督は日本アカデミー賞で最優秀監督賞を受賞するなど、数々の話題作を手掛けてきた行定勲。全5話での展開を予定しており、その1話目となる本作では、母の日を親とともに過ごす杏の1日が描かれた。
物語の中で杏はテーブルにカーネーションと手紙を置く。そこに綴られたのは、最愛の母へのメッセージだ。モノローグとともに、彼女の等身大の日常がゆっくりと流れていく。母と2人の食卓を過ごし、久しぶりに家族の団らんを楽しんだ杏は、「いつもありがとう」の一言を告げた。
ムービーは、家族と過ごすかけがえのない時間の中、繰り広げられる母娘の微笑ましいやり取りを展開する。その中で、ライブ感にこだわる行定監督の指示に従い、杏は様々な表情やしぐさを見せる。都会で暮らす独り立ちした女性と、親に甘える娘の姿、その両方を演じた。一方で、夕食の準備をする、家庭的なワンシーンもある。
今回の撮影について、杏は「すごくゆるやかに時間が進んで行くような不思議な感覚でした。行定監督には。現場でも画の美しさとか画作りのこだわりに圧倒されて、情緒あふれる映像を作ってらっしゃる方だなという印象を持ちました」と話している。
一方、行定勲は杏について、「声がいいんですよ、非常に。あと、いろんな顔を持ってますね。笑ってる顔とそうでない時の顔では、ずいぶん雰囲気が変わる。何より手足が長いでしょ。だから、ちょっとした動きがコミカルに見えたり、シリアスに見えたりする。自分をよくわかっていて、そういうところが面白いと思いました。杏さんの持っている柔らかい表情や切ない表情、嬉しそうな笑顔とか、日常の中での小さな喜びを出せればと。そこが一番撮りたかったところかもしれません」と話している。
宝酒造によると、発泡性清酒『松竹梅白壁蔵「澪」スパークリング清酒』は、2011年の発売以降、若者を中心に女性の間でも人気を集めているという。