地震の震度と建物の被災状況を収集する家のIoT化技術…ミサワホームとKDDIが共同開発
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
「GAINET」は住宅に取り付ける計測部のユニットと操作パネルを含む表示部で構成されるシステム。地震の震度表示と警報を行い、被災度を判定した後、データをKDDIが運用するクラウドに送信する。クラウドに集められた情報は、ミサワホームが管理・運用するセンターで集約し、緊急度や被災状況に応じて復旧活動などを行っていく。
「GAINET」を設置した住宅に住む人は、センサーが初期微動(P波)を検知した段階で警告音を発するので、主要動(S波)が到達する前に地震を知ることができる。他にも、リアルタイムの震度や、家の被災度を「GAINET」の表示部で視覚的に把握することができる。
利用には別途契約が必要となるが、設置後5年間は無料で利用することができるとのこと。
ミサワホームの新築戸建住宅向けに提供を行うが、今後は既存の住宅や他社案件などにも販売を拡大することも予定しているという。
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《防犯システム取材班/小菅篤》
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