「水戸黄門」今夏スペシャルで復活! 5年ぶりにキャスト3人再会「時間の隔たりを感じない」
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2011年に42年間続いたレギュラー放送の幕を閉じた「水戸黄門」。今回、「水戸黄門スペシャル」(仮)としておよそ4年ぶりに放送される。撮影は順調に進んでいるそうで、出演の里見浩太朗、原田龍二、合田雅吏は久しぶりの再開をし、その互いの印象や意気込みについて語った。
水戸光圀役の里見は、「僕が光圀役を初めて演じたのは65歳のときでした。それ以来、なかなか東野英治郎さんや西村晃さんのような老練な年寄りの味が出せずに苦労しました」と、キャスティングされて間もない頃を振り返ったが、今ではその姿は自身でも納得いくものになっていた。「今回78歳で光圀を演じて、最初のリプレイを見たときにやっと納得できる老人らしい姿に見えてほっとしました。久しぶりに撮影所に入ったとき、スタッフがうれしそうに迎えてくれて、生き生きと喜んで仕事をしてくれている姿を見て嬉しく思いました」と喜びを語った。
“助さん”役の原田は「再び撮影があると聞き、助さんを卒業するときに感じた寂しさが、一気に吹き飛んでしまいました」とコメント。更に共演の里見について「里見さんは時代劇の師匠です。師匠にまた会える、里見さんの演技をまた間近で見ることができるという期待を持って撮影所に入りました」と、“助さん”を再び演じることや里見との共演に、並ならぬ意気込みを持って撮影に望んだようだ。
また“格さん”を演じた合田は「『水戸黄門』が復活するという報道の後、想像以上の反響がありました。その期待を裏切らないよう、緊張感で身の引き締まる思いです」と意気込み。「僕は『水戸黄門』の格さん以前には、時代劇はほとんど出演したことがなかったので、作品を作っている間はずっと勉強の毎日でした。7年間格さんを演じて身に付いたこともありますが、もっともっとできるようになりたいという気持ちもありました」と、里見と同じく当時を振り返り、時間の積み重ねで役が身に染み付いてきたと語る。また、キャスト3人の再会には、「およそ5年ぶりに対面しましたが、時間の隔たりを感じませんでした。それほど愛着のある役です。ぜひ、家族揃ってご覧いただきたいと思います」と話した。
《田中沙織》
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