今作は、誰の中にもあるのに誰も見たことがない“感情”を主人公に、無限に広がる“頭の中”の世界を描いた冒険ファンタジー。楽しい気分にする“ヨロコビ” 、悲しい気分の時に現れる“カナシミ” 、怒りを爆発させるときの“イカリ、 嫌いなものを拒絶する“ムカムカ”、安全を守る“ビビリ”……ある1人の少女の中の“感情”たちが、少女を幸せにするため頭の中で奮闘する。
この5つの感情から、竹内は“ヨロコビ” 、大竹は“カナシミ”の声を担当。特に大竹の担当する“カナシミ”は、作品のキーとなるキャラクターだ。
今回の抜擢に竹内は、「まさか私がディズニーアニメーションの声を任されるとは思っていなかったんですね。本当に地面の下からブワーって震えがきた感じがして、すごく嬉しかったです」と喜びを語る。また、“ヨロコビ”を演じるにあたり注意した点は「私自身がこのヨロコビをやっていて楽しいという気持ちは強く出していこうと。いつもポジティブに物事に向き合っているキャラなので、私が悩んじゃいけないと思って。自分自身が楽しいとか喜んでいる気持ちの何割増しか、かなりハイテンションでやってます」と、その“感情”そのものを竹内も出しながら演じていたという。
また大竹は、今作の設定にも強い興味を持っていたようで、オファーも快諾したそう。「頭の中の感情についての映画ができるというのは知っていたんですよ。それってありえる…(笑)?ですよね。すごい面白いと思って。私は映画館ではなくてテレビで見たんですけれども、まさか自分が“どんな映画になるんだろう”という映画に出るなんて思ってもいなかったからすごく嬉しかったですね。ぜひぜひ、という感じでした」と話し、またディズニー作品の声優を務めることには、「室井滋さんとお仕事をしていて、ニモに出てすごく楽しかったというお話は聞いていたので、そのキャラクターの中のひとつを演じることができるのはすごく嬉しいなと思いますね」と、「ファインディング・ニモ」で「ドリー」役を務めた室井とのやり取りを明かした。また、“カナシミ”というキャラクターについては、「このカナシミちゃんは“悲しみ“でもかわいらしいし、でも悲しむということは実は甘えん坊な感じもするので、悲しみに浸るというのは悲しみがあるからそこを抜けたときに喜びがあるという映画のテーマのひとつでもあるんですけれども、映画の中で悲しみを喜んでいる自分がいます」とコメント。
また、今回この2名のコメントを絡めた予告編動画も公開されている。
『インサイド・ヘッド』は7月18日、全国ロードショー。
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