防犯カメラを高解像化……高速伝送可能なLSIが登場
エンタープライズ
セキュリティ
注目記事

車載カメラやセキュリティカメラの高解像度化に伴い、LSIの配線や伝送システムが複雑化しているが、本製品ではフルHDの高解像度を1ペア線のみで伝送できるというシンプル化に成功。コストの低減やケーブル削減によるノイズ減少など、多くのメリットがある。
4K解像度の映像に関しても、本製品を2個使用することで、30フレーム/秒の4K解像度を2ペアのみで伝送することも可能だ。車載機器やセキュリティカメラ、事務機器、複合機内配線などに使用できるもので、本年第二四半期からの量産を計画している。
車載に対応したTHCV231-Q / THCV235-Q / THCV236-Qは、車載用集積回路の信頼性試験規格AEC-Q100(Grade2;-40~105°C)に加えてTS16949に準拠する。パッケージはQFN32 (5mm x 5mm)と、QFN64 (9mm x 9mm)の2種類となっている。
■ダイソン掃除機やiPad miniが当たる!読者アンケートを実施中
《防犯システム取材班/小菅篤》
特集
この記事の写真
/