カメラ搭載車は本線を走行、何かが前方に見えてくるが逆走車であるかどうかがわかりにくい。逆走車と判断してから接近するまでの時間が非常に短いのがわかる。
なおJAFでは1月にも、同様の動画を公開。こちらは追い越し車線で逆走車に遭遇した場合の映像となっている。撮影車はトラックに続いて追い越し車線を走行。トラックが走行車線によけた瞬間、正面から逆走車が突然迫ってくる。お互いのスピードが合わさって、逆走車を発見してから回避まで余裕がない。なお、逆走車のドライバーは左車線を走っているつもりになっているが、実は追い越し車線を走っている状態となっており、非常に危険だ。
映像のなかでネクスコ中日本の担当者は、逆走事案は過去5年間で200件程度発生しておりそのうち事故については年間数件程度と話す。発生場所はインターチェンジが5割、本線が4割。原因は乗り越し、路間違いが4割、次いで一般道と混同、認知症のケースなどと続く。
映像では自分が逆走しないように、あるいは逆走車に遭遇した場合の注意などを解説している。