北川景子、フジドラマ初主演&初アクションに挑戦! | RBB TODAY

北川景子、フジドラマ初主演&初アクションに挑戦!

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木曜劇場『探偵の探偵』
木曜劇場『探偵の探偵』 全 3 枚
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 女優の北川景子が、フジテレビ系7月期スタートの木曜夜10時枠の連続ドラマ『探偵の探偵』で主演を務めることが決定した。北川はフジテレビ連続ドラマ初主演で、また初の本格アクションにも挑戦するという。

 原作は、シリーズ累計40万部を突破し松岡圭祐・作の小説『探偵の探偵』(講談社)。「探偵を追う探偵」という異色の設定と、徹底的な取材によって「探偵業」をリアルに描写した本格的サスペンス。スピード感あふれるな映像表現や迫力のアクションシーンを用い、作品の世界観を映像化する。

 北川が演じるのは、実妹の死にまつわる残酷な過去をきっかけに、「探偵のすべてを知りたい、でも探偵にはなりたくない」という奇妙な希望を持ちながらも、亡き妹のため命がけで“探偵を追う探偵”、紗崎玲奈(ささき・れな)。悪徳探偵業者を調査・追及する「対探偵課」で、たったひとりの調査員として切り盛りしてきた女探偵で、容姿端麗、頭脳明晰物事を総合的に判断して最適な行動を選択することができる能力の持ち主だ。

 まさに北川にぴったりな配役といえるこのキャラクター。原作にも玲奈の容姿について「髪はストレートで長く、小顔には少しばかり吊り(つり)あがった大きな瞳と、すっきりと通った鼻すじがあった。肌は透けるほどに瑞々(みずみず)しく、身体の細さは服の上からも推察できた。物憂げな表情と冷ややかな態度、あのすわった目つきと落ち着きぶりはどうだろう」という描写があるが、原作者の松岡も玲奈を演じる北川を「生き写し」と評した。

 北川は、今回の抜擢に喜びを表すとともに、初のアクションシーンに挑戦するにあたっては、「私は特撮出身で、アクションに対する恐怖心が全くなく、基礎的なことも特撮時代に培っていたので、その経験を生かせる役でうれしかったです。でも今回は、玲奈が結構やられてからの反撃というシーンが多いので、やられてもやられても立ち上がるというのが、見せ場の一つになってきます」とコメント。アクションの経験はあるもののレッスンは日々行っているようで、キックボクシングをしているという。「結構ハードなんですけど。“あしたのジョー”みたいな感じでやっています(笑)。回し蹴り、横蹴り、前蹴りといった蹴りも練習しています」。

 また、現在4話までの台本が北川の手に届いているが、いまのところ「笑顔」のシーンがないという。そんなクールなキャラクター・玲奈に、北川が共感した点は、「もともと普通の女の子だったのに、大切な妹を殺されてしまったことで幸福感とか、笑顔とか、楽しいっていう感情を忘れてしまった。でもそういった感情を閉じ込めているだけで、今は妹の命を奪った犯人への復讐心が彼女を突き動かしているんです。見た目はクールだけど、実はエモーショナルな女性、その辺りに共感しました」と話す。

 「『HERO』に携わった時も思いましたが、シリーズ化される作品というのは、本当に多くの方に望まれて続いているものなのだなと。『探偵の探偵』も続編をやらせてもらえるように、まずはドラマを頑張って、受け入れてもらって、気に入ってもらって、その先にあると思うので、とにかくワンカット、ワンカットを一生懸命に演じたいと思います」と意気込みを語っている。

 木曜劇場『探偵の探偵』は7月スタート。毎週木曜日午後10時放送。

《田中沙織》

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