ももクロ、初舞台直前会見! 「5人が“もうだめだ”ってなった時も」
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同作は弱小の高校演劇部の少女たちの成長を描き、映画化もされた小説「幕が上がる」の舞台化。舞台版では原作の平田オリザが脚本、映画版でメガホンを取った本広克行監督が演出を務め、県大会に向けて奮闘するた彼女たちの姿を描く。
同グループにとって主演舞台は初めての経験。会見ではそれぞれ本番直前の心境を語り、玉井は「稽古から慣れないことばかりでドキドキしています。お客さんと同じ空間を過ごすという意味ではそちらを本業にやっているんですけど、会場の雰囲気が私たちのライブとは全く違うんだろうなと緊張しています」とド緊張。
一方、有安は「ももクロの中では『カミカミ番長』と言われるほど普段噛んでしまうわたしが、一度も噛まないでセリフを伝えられるのか不安です。でも、後ろの(客席の)方までちゃんと届けられたらと思っています」と気合十分。佐々木も「普段からメンバーに『声がでかい』と怒られるけど、やっと声が大きくても怒られない現場ですごくうれしいです」とちゃめっ気たっぷりに話した。
稽古では本広監督いわく「おふざけなしで舞台女優としてもすごいという所を見せたかった」と厳しく接したとの事で、百田はセリフの多さに「5人が“もうだめだ”ってなった時があった」と心が折れかけた危機も明かしつつ、「その時は『演劇部』を『ケーキ』とか違う言葉に変えて言ったり、意味の分からない覚え方をしました。ももクロならではかもしれない」と持ち前の前向きなパワーで乗り切ったエピソードも振り返った。
会見の後にはいよいよゲネプロも行われ、開幕に向けて百田は「昔から新しい事をやらせていただいていて初めから楽しかった試しはないけど、いつも終わった後にその分感じた事のない達成感がありました。今回も終わった時に『楽しかった、またやりたいと』思えるように頑張りたいと思います」と力強く話した。
同舞台は5月1日~5月24日までZeppブルーシアター六本木.にて上演。なお、24日の千秋楽公演が全国39館の映画館にて、ライ・ブビューイング上映されることが発表された。
《中村好伸》
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