リーアム・ニーソン、父親の威厳を取り戻せるか? 主演最新作で見せる“父親像” | RBB TODAY

リーアム・ニーソン、父親の威厳を取り戻せるか? 主演最新作で見せる“父親像”

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 俳優のリーアム・ニーソンが、主演最新作『ラン・オールナイト』で、失われた父親の威厳を取り戻すために戦う。今作の監督ジャウム・コレット=セラは、「誰でも父親の立場を失うのは非常につらい。形勢を逆転させるためなら何でもやるのではないか」と語っている。

 『ラン・オールナイト』は、家族を守るためにマフィアのボスの息子を殺してしまい、ニューヨーク中から追われることになってしまった親子が、マフィアや買収された警察が迫り来る中、隣人に至るまで誰一人として信用出来ない絶望的な状況下で繰り広げる逃走劇を描く。今作で、家族を守るために奮闘する父親の姿を熱演する主演のリーアム。今までも戦う父親像を演じて人気を博してきた彼だが、今作では、父親の威厳を取り戻す戦いに挑む。

 今作でリーアムが演じるジミーは、マフィアの殺し屋として携わってきた仕事のせいで家族と疎遠になり、息子のマイクからは疎まれている。マイクは父親のようになるまいと、自身の家族からジミーを遠ざけることに躍起になっている、という設定。父親としての威厳は地に落ちており、ジミーはこれを取り戻せるチャンスにすべてを賭けることになる。

 すでに数作でリーアムとタッグを組んだセラ監督は「リーアムはもちろん以前にも父親を演じたことがある。でも今回の役がこれまでと違うのは、それがわが子を守るとか救うとかだけではなく、“父親”という立場を取り戻すことだという点。誰でも、その立場を失うのは非常につらい。形勢を逆転させるためなら何でもやるのではないか」と語る。

 続けてセラ監督は、「ほとんどの人は、人生で犯した過ちを正すチャンスを、せめて1回ぐらいは手に入れたいと願っているんじゃないかな。そんな名誉挽回のチャンスを実際に手に入れるストーリーはとても魅力的であり、誰もが共感できると思っている」と、男性ならば誰もが共感できるポイントを明らかにしている。

 『ラン・オールナイト』は、5月16日から全国で公開される。

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