Tシャツで自分発信……ユニクロのアプリで自作&出品 | RBB TODAY

Tシャツで自分発信……ユニクロのアプリで自作&出品

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『UTme!』
『UTme!』 全 12 枚
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 UNIQLO(ユニクロ)は4月28日から、自分でデザインしたオリジナルTシャツをスマートフォンアプリ上で販売できる新サービス、『UTme!マーケット』を開始した。iOSとAndroidに対応、アプリのダウンロードは無料。

 『UTme!』で選べるTシャツやボディカラー、各種エフェクトやスタンプのバリエーションなど、デザインの自由度を広げる様々なコンテンツを拡充し、より簡単にバリエーションに富んだデザインが楽しめるようになった。

 『UTme!』は昨年5月にサービスを開始した、誰でも簡単にオリジナルTシャツがつくれるアプリ上のサービス。これまでは自分でデザインしたTシャツやトートバッグの購入のみが可能だったが、『UTme!マーケット』では自己表現の場としてオンラインストア上に出品することが可能。アイテムが売れるたびにデザイン料300円(消費税別、源泉税込)が出品者に支払われるシステムとなる。

 また、バリーエションとして従来のメンズTシャツとキッズTシャツのみならず、ゆったりシルエットで襟ぐりの大きく開いたウィメンズTシャツが新たに加わり、カラーもホワイトに加えブラックとネイビーも選択可能に。

 また、田辺誠一作イラスト「かっこいい犬。」のもっちーや、コカ・コーラのネームボトルイラストなどを使用できるスタンプ機能、絵柄を加工できるエフェクト機能にアーティスティックな表現ができるMoMA(ニューヨーク近代美術館)エフェクトも追加され、誰でも簡単に“いい感じの”デザインをすぐつくることがより容易くなった。MoMAエフェクトは、19-20世紀に生まれた表現技法で画像加工を行う「EARLY MODERN」、イメージを切り貼り、再配置して表現する「COLLAGE」の2パターンがある。

 4月28日に東京・青山で行われた記者発表会で、ユニクロのグローバルマーケティング部の松沼礼氏は「Tシャツは、現代的解釈では自分を表現するメディアだと言える。マーケット自体が活性化し、新たなクリエイターを発掘するプラットフォームになればと思っている」とコメント。現時点では国内のみのサービスだが海外での展開も視野に入れていると述べた。

 『UTme!マーケット』では「ダサTコンテスト」「Tシャツ大喜利」「ジモTコンテスト」などのキャンペーンを定期的に行う予定とのこと。また、コラボ企画として吉本芸人が描くイラストを用いたTシャツを販売していく。企画の第一弾芸人である陣内智則とゆるキャラもっちーがステージに登場し、陣内智則作の犬と河童のイラスト、そこへデザインを加えたTシャツを披露した。

 『UTme!マーケット』はiPhone、Androidともに対応。商品の価格はメンズ・ウィメンズTシャツの場合、ホワイト:1990円、ブラック、ネイビー:各2990円。キッズTシャツの場合、ホワイト:1790円、ブラック、ネイビー:各2790円。トートバッグはオフホワイトのみで2490円。

《奥 麻里奈》

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