ウェアラブル端末と急患搬送用の音声認識記録システムを連動……実証実験が成功
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
救急隊員は救急患者搬送時、救護をしつつ、搬送先となる病院や医師との連絡、患者に対する確認事項や処置記録をとるなどさまざまな作業を行う必要があったが、音声認識システムとウェアラブル端末を使うことで、必要な連絡をハンズフリーで行ったり、音声認識で処置記録をテキスト化するなど、救護に専念できるようになる。
「音声認識記録システム」は、救急患者搬送時の病院前救護用に開発されていたが、救急車のサイレンなど各種騒音下では高い精度での認識が困難という問題があった。今回の実証実験で、アドバンスト・メディアが開発した対騒音性能を備えた「AmiVoice Front WT01」を採用したことで、その課題を解決した形だ。
「AmiVoice Front WT01」はBluetooth4.0に対応したハンズフリーの通話デバイスで、高指向性のアレイマイクと背面スピーカーを搭載。最大100dBの対騒音性能の他にも最大10mの耐風性能を備えている。8月の販売を予定しており、同月には無線機代わりとして利用可能なハンズフリーIP電話サービスの開始も予定。救急医療の現場のみならず、野外や高騒音下で、ハンズフリーによる音声交信や音声認識を行いたい事業者のニーズを満たす仕様とのこと。
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《防犯システム取材班/小菅篤》
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