マイクロソフト、Windows 10世代向けのビジネスサービス群を発表
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「Microsoft Ignite」は、5日間にわたる大規模カンファレンスで、初の開催となるイベントだ。CEOのサティア・ナデラ氏は、2万3000人以上の出席者、数千人のオンライン視聴者に向け、ITプロフェッショナル向けの新製品と新サービスを発表した。これらは、この夏から提供される「Windows 10」世代のビジネスに焦点をあてたものとなっている。
あらたに発表された「Windows Update for Business」は、Windows 10を常に最新の状態に維持するための新しい管理オプション。最新のセキュリティアップデートのほか。重要な修正などを適切に管理できる。また、「System Center Configuration Manager」はテクニカルプレビューが同日より公開。「Configuration Manager 2012/2012 R2」の既存顧客向けのサービスパックも来週リリースされる予定だという。
「Skype for Business broadcasting」は、最大1万人に向けた会議のブロードキャストが可能。Azure Media Servicesを使用し、聴衆との対話のでは「Yammer」との連携も可能だという。投票や質疑応答などの機能も追加できる。
「Organizational analytics in Office Delve」は、Office 365のデータから組織レベルの分析を可能とするもの。個人の組織内や他のチームとのやり取りに基づいて、エンゲージメント、リーチ、ワークライフバランスなどのキートレンドを測定し、ダッシュボードで分析できる。そのほか、「SharePoint Server 2016」「Exchange Server 2016」などの新製品も発表された。
次世代ハイブリッドクラウド「Microsoft Azure Stack」も発表。IaaSとPaaSの機能を併せ持ち、エンタープライズアプリケーションと分散型アプリケーションやサービスとを容易に融合できるという。「Windows Server 2016」「Microsoft Advanced Threat Analytics (ATA)」のプレビュー版、「Microsoft Operations Management Suite (OMS) 」なども同日より公開されている。
《冨岡晶》
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