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NTTドコモ、ローソンとの業務提携や新サービス「dグルメ」の提供を発表

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ドコモとローソンの業務提携を発表
ドコモとローソンの業務提携を発表 全 18 枚
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 加藤氏はさらにdポイントに関する説明を続ける。dポイントはこれまで主にドコモのサービスを利用すると貯まる仕組みになっていたが、今後はローソンのポイントサービス「Ponta」との相互乗り入れも実施する。貯めたポイントは「1ポイント=1円」で利用が可能。全国のdポイントに加盟するリアル・ネットショップで使えるほか、先述の通りドコモの月々の携帯料金に当てることもできる。なおdポイントをPontaのポイントに変換する場合は1対1で同率交換できるようになる。

 今年末の12月からはdポイントクラブもスタートする。会員は「レギュラー」に始まり、「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」と段階的にステップアップする4つのステージを設けて、6ヶ月ごとのdポイント獲得数に応じてステージが上がる仕組みも整える。

 ドコモの通信サービスを長く愛用するユーザーへの特典として、継続利用10年以上はブロンズ、15年以上はシルバーなど上位ステージへ繰り上げる優先権利も用意され、それぞれにお得な割引やクーポン券の特典サービスも揃う予定だ。なおドコモのスマートフォンや携帯電話を使っていなくてもポイントクラブへの入会は可能であるという。

■新端末は「PREMIUM 4G」対応機が充実

 2015年・夏のラインナップは、スマートフォン8機種、タブレット2機種、およびフィーチャーフォン2機種の構成。特にスマートフォンとタブレットには、NTTドコモの「PREMIUM 4G」による最大通信速度225Mbpsの高速通信に対応するモデルが全7機種含まれているところに注目したい。

 対応機種は既発売の「GALAXY S6」「GALAXY S6 Edge」のほか、「Xperia Z4」「AQUOS ZETA」「ARROWS NX」と「AQUOS PAD」。先行発表されたモバイルルーター「Wi-Fi STATION」の2機種も含まれる。

 「PREMIUM 4G」は全国38都道府県128都市にエリアを拡大しながら、NTTドコモが提供しているサービス。LTE-Advancedのキャリアアグリゲーション(CA)技術により、受信時で最大225Mbpsの高速通信が利用できる。複数の周波数帯を利用することで、片側の周波数帯の電波状態が悪化した際にも、もう片側の周波数帯で安定した通信が提供できることも特長だ。なおサービスエリアについてはドコモのホームページで詳細が公開されている。

 さらに「生体認証」に対応する端末も4機種がラインナップした。うち富士通製の「ARROWS NX/F-04G」は、赤外線LED照明により赤外線をユーザーの瞳に照射して、赤外線カメラで眼球部分を撮影して虹彩パターンを取得する独自の”虹彩認証”の技術を搭載した点が特長。画面をタッチしてから目線を向けるだけで、一瞬でロック解除ができたりWebサイトやアプリのログインなどができる。残りのGALAXY S6/S6 Edge、AQUOS ZETAは指紋認証に対応する。

 加藤氏が壇上にて“お手軽コンパクトモデル”として紹介したモデルは、ソニーモバイル製の「Xperia A4」と、シャープ製の「AQUOS EVER」。Xperia A4は4.6インチのディスプレイを搭載しながら、ラウンドフォルムのデザインとして手のひらへのフィット感を高めている。AQUOS EVERは5.0インチのディスプレイに峡額縁の「EDGEST」デザインとして、同じく楽々と片手持ちで操作できるサイズ感を実現している。

 他にも“ドコモ ケータイ”のフィーチャーフォンとして、富士通製の「F-05G」、シャープ製の「SH-06G」が発表された。ともに3G専用機で、AndroidベースのプラットフォームとしてLINEを快適に使えたり、スマホサイトの閲覧が手軽に楽しめるところを特徴としてアピールしているが、フィーチャーフォン向けのFOMA料金プランで利用できる端末であることも発表後から話題になっている。
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《山本 敦》

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