au、夏モデルのスマホ・タブレット9機種&新ショッピングサービス開始を発表 | RBB TODAY

au、夏モデルのスマホ・タブレット9機種&新ショッピングサービス開始を発表

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左から田中孝司社長、CMに出演中の有村架純、松田翔太
左から田中孝司社長、CMに出演中の有村架純、松田翔太 全 12 枚
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 KDDIは14日、記者発表会を開催し、auの2015年夏モデルとしてスマートフォン7機種・タブレット2機種、新たなショッピングサービスを発表した。

■15年au夏モデルのコンセプトは”カメラ”

 事業コンセプトに”あたらしい自由。”を掲げるau。同社の代表取締役社長を務める田中考司氏は、今回発表された7機種の中から、「AQUOS K SHF32」をピックアップし、”選べる自由”を強調。ガラホの名称で売り出していた前シリーズに、独自の料金プランをラインアップした。

 これは、音声従量制基本プランにダブル定額サービスを、電話カケ放題プランにダブル定額サービスまたはデータ定額サービスをそれぞれ組み合わせたもの。基本使用料は前者の組み合わせで最安1,798円からと、3G携帯電話なみの価格に設定されている。

 ガラケーの外見にAndroidを搭載したガラホは、フルブラウザーなどが使える反面、データ通信量の増加が大きなネックとなっていた。しかし、新プランではパケット単価も0.02円/KBまで引き下げられており、ガラケーから乗り換えても、従来の料金水準で利用し続けられるという。さらに、通信速度が向上するため、例えばLINEなどでも、高画質な写真がスピーディーに送信できるようになるとしている。

 なお、この料金プランは、前モデルの「AQUOS K SHF31」でも利用でき、受付は7月中旬にスタート。一方で新端末では、VoLTEへの対応を新機能として強く打ち出した。

 それ以外の端末では”2015 Summer Selection”として、カメラ機能の強化が図られている。「Galaxy S6 edge SCV31」ではメインカメラ、インカメラの両方でF値1.9のレンズを採用。花火など暗いシーンでも、明るく美しい写真が撮れるようになった。これについては”一眼レフ並”をうたう「isai vivid LGV32」も同様で、メインカメラでF値1.8を達成。LG独自の「IPS Quantum ディスプレイ」によって、より鮮明かつエッジの立った写真が表示できる。

 一方で、画質の向上をうたっているのが、世界初の約2,020万画素DUOカメラに加え、約1,300万画素のインカメラを搭載した「HTC J butterfly HTV31」。最近流行りのセルフィーを高画質で保存でき、撮影後に使える「リアルタイム美肌」機能もある。バーをスライドすることでシワやクスみを消すこともできるという。

 タフネススマホの代名詞となった京セラ製の「TORQUE G02」は、海中での約1,300万画素撮影に対応。「Xperia Z4 SOV31」ではシーン別撮影機能”プレミアムおまかせオート”に、新たに”料理”モードが追加された。「AQUOS SERIE SHV32」は2,100fps(FWVGA画質)と、世界最高のスーパースロー映像の再生に対応している。

 これに、感度やホワイトバランスの改善が行われた、auのオリジナルスマホ「URBANO V02」を加え、全部で7機種をラインアップ。更に、15年夏以降に発売されるスマホ、タブレットのユーザーに向けて、写真を安全に保管するための「データお預かりアプリ」も提供される。これは、ファイルをクラウドに保存するというもので、一般ユーザーは1GBまで、auスマートパスユーザーは50GBまでの利用が可能だ。

 さらにタブレットも新たに2機種がラインアップに追加される。世界最薄、最軽量をアピールするのが「Xperia Z4 Tablet SOT31」。一方、auでは初のオリジナルタブレット「Qua tab 01」では、スマホの画面をディスプレイにクローン表示する「au シェアリンク」に対応した。これらの端末はいずれも防水タブレットとなっており、ビーチサイドやお風呂などでも利用できる。
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《飛田九十九》

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