ソフトバンクM、Xperia Z4などスマホ4機種&「モバイルeコマース革命」を発表……ワイモバイルから「Surface 3」LTE版も販売
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ヤフーとソフトバンクと共同で「モバイルeコマース革命」を推進する戦略も宮内氏より発表された。Yahoo!ショッピングをソフトバンクのスマホと一体化。「スマートログイン」により会員登録を不要にするほか、スマホからのID連携による自動ログインを可能にする。また決済情報の登録を不要にする「スマート決済」も整備。バックヤードをつないで完全連携することにより、携帯電話料金とYahoo!ショッピングの買い物をまとめて支払いできるようにし、買い物の手続きを簡略化する。新サービスは10月からスタートする。
またカードサービスについては、ソフトバンク/ヤフーカードでTポイントが貯まるサービスを充実させていく。ヤフーの代表取締役社長である宮坂学氏も登壇し、新しいサービスを説明。2013年に展開した「eコマース革命」の成果として、展開前後で売り手の数が増え、ヤフーオークションを合わせるとますます活発化しているとした。また商品のアイテム数も1.6億品に増加。「ヤフーには日本最大級の売り場ができている」と宮坂氏は強調する。
「人気の高いカテゴリーはファッション、食品、日用品。スモールビジネス以外にも大企業も参加している。ヤフー・ジャパンでものを売りたい、売ってみたいという人が増えている。次のステップは“買う人”の数を増やすこと。そのために大きな課題だったことは、登録や購入決済の“めんどうさ”。スマートログイン、スマート決済を導入して、簡単に購入できるようにし、ポイント施策も加えて購買を促す」(宮坂氏)
Tポイント連携については、通常は1%のポイント付与になるが、5の付く日にはポイントが5倍になるなど、商品が最大14%引きになるプログラムを用意。「全ての事業者、全てのコンシューマーにモバイルeコマース革命の魅力を感じてもらえるようにしたい」と話した。
ソフトバンクモバイルの宮内氏は「同じグループの企業として手を取り合いながら、スマホで楽しめる簡単ショッピングを推進していきたい」と宣言。7月からは最大1億円のポイント還元キャンペーンも実施する。
■IBM Watsonとの連携コンテンツは年度内に提供予定
ソフトバンクは今年の2月に人口知能型コグニティブ・システムIBM Watsonとの共同展開を発表していた。進捗の現況について宮内氏は「夏には日本語化が完了するとみている」と説明。さらに「年度内にはWatsonを使った、医療現場やパーソナルヘルスケア、予備校の学習サポートなどコンテンツを提供したい」と語った。
また宮内氏は「戦略的パートナーとの連携でサービスを拡大。スマートフォンの上にWatsonを乗せて、お客様により良い使用価値を提供できるWatsonをベースにしたエコシステムをつくりたい。スマートフォンの価値をもっと上げて、パーソナルライフの充実を提案していく。情報革命で人々を幸せにすることが我々の一貫したビジョン」と語り、記者会見を結んだ。
《山本 敦》
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