尾木ママ、ゆとり批判論調に苦言 「真央ちゃんも結弦君もみんな『ゆとり世代』」 | RBB TODAY

尾木ママ、ゆとり批判論調に苦言 「真央ちゃんも結弦君もみんな『ゆとり世代』」

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 尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏が19日、ブログを更新し、「ゆとり世代」に対する世間の批判的な論調に苦言を呈した。

 2002年度以降に施行された学習指導要領、いわゆるゆとり教育を受けた世代は、学力の低下や他人とのコミュニケーション等が問題視され非・ゆとり世代から何かと批判の対象とされることが多い。バラエティ番組でもネタにされることは多々あり、17日放送の日本テレビ系「行列のできる法律相談所」でも、出演者がゆとり世代に対する怒りをぶちまけた。

 しかし尾木氏はこうした論調を「ズレてますね…」と指摘。18日に横浜市の高校1年男子生徒が母親と祖母を刃物で刺して殺害し逮捕された事件でも、一部メディアで男子生徒をゆとり世代と結びつけて論じていることについて「ゆとり世代とは無縁!逆です!『脱ゆとり』詰め込み世代 Uターン世代の悲劇なんですよ!!」と間違いを指摘した。

 ゆとり世代に対する批判は「社会的誤解」だとする尾木氏。「真央ちゃんも結弦君も内村航平君も水泳の萩野君もみんな『ゆとり世代』です」と世界で活躍するアスリートたちの名を挙げ、「『自分と闘う強さ』『メダルだけにとらわれない柔らかさ』『他人と比較しない強さ』持っているのが特徴」とその世代について説明。批判的な論調については「経験主義 回顧趣味に虜にされた識者?」「歴史的にも科学的にも論拠ありませんよ」とした。

 「ゆとり世代の皆さんは素晴らしいのです!」と訴え、「ゆとり世代こそ自信持って下さいね!!」とエールを送った。

《花》

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