万引き防止ゲートで在庫管理とロス対策が同時可能に
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
万引き防止ゲートは、小売店などで未精算商品をゲートで検知&アラート発報させ、不正な持ち出しを防ぐための製品。チェックポイントシステムズでは、電波式商品監視(RF-EAS)システムをラインナップしており、検知用のゲートと、商品に取り付けたり、貼り付けられる小型タグやラベルを含めてソリューションとして提供している。
また、RFIDタグを使った商品の在庫管理を効果的に行えるソリューションも提供しており、棚卸しなどの時間と手間の軽減を実現している。
本製品は、同社が得意とする2つの技術を電波式商品監視(RF-EAS)システム「EVOLVE iRange P10アンテナ」で行えるようにする機能拡張。この機能拡張により同社独自の「One Tag」を使用できるようになり、従来の防犯タグではできなかった、商品の個別管理が行える。
万引き防止という観点では、不正に商品が持ち出されると、数量や価格帯に応じて異なるアラーム音を発報する機能に対応。商品管理面では、店内在庫の数量を正確に把握できるので、欠品時の迅速な補充を実現する。
また従来品の場合、ゲートの近くでの商品陳列は、誤発報を招いていたが、タグの位置や方向を高精度に認識する機能にも対応するので、そうしたトラブルも軽減できる。アップグレードキットは、既存または新設の「EVOLVE iRange P10」に取付可能となっており、同社の技術員によって取り付け提供される。
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《防犯システム取材班/小菅篤》
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