ABEJAと三越伊勢丹、最先端技術「ディープラーニング」で店舗開発 | RBB TODAY

ABEJAと三越伊勢丹、最先端技術「ディープラーニング」で店舗開発

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「菓遊庵」の店舗(イメージ)
「菓遊庵」の店舗(イメージ) 全 2 枚
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 ABEJA(アベジャ)は25日、最先端技術「ディープラーニング」を活用した次世代型店舗解析ソリューションを、三越伊勢丹にテスト導入したことを発表した。

 「ディープラーニング」は、人工知能が自ら学習し、さまざまなデータにより“経験”を積んで、問題解決を行う力を身に付けるというコンピューティング技術だ。Google、Facebook、IBM、Yahoo!など、さまざまなトップレベルのIT企業が研究・開発・実装に注力している。

 一方、三越伊勢丹では、かねてより店舗の課題に対して最適なソリューションを提供するために、創意工夫を重ねており、今回、ABEJAの提供する次世代型店舗解析ソリューションをテスト導入することを決定した。

 導入に先駆けては、まず仮説検証実験として、三越独自の全国お菓子セレクトショップ「菓遊庵」の店舗内レイアウト改善を実施。両社で協同プロジェクトチームを発足し、ABEJAのインストアマーケティングサービスを用いて、顧客の店舗内体験を最大化することを試みた。その結果、従来は取得が難しかった各種の店舗内データを設置工事不要で安価に取得し、売上向上に繋がる施策に成功したという。

 ABEJAのソリューションは、顧客動態・滞留データの解析サービス「ABEJA Behavior」、性別年齢推定サービス「ABEJA Demographic」等を用いて店舗内行動を取得し、データ管理・分析サービス「ABEJA DMP」でオンラインとオフラインのデータをリアルタイムに解析することが可能。これにより、実店舗でオンライン同様に柔軟に顧客行動を分析し、マーケティングへ活用できるとのこと。

《冨岡晶》

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