「LTE」と「免許不要で利用できる帯域」を協調させる新通信方式、KDDI研が開発
ブロードバンド
テクノロジー
注目記事

今回、60GHz帯通信とLTEを協調させ、実際にAndroid搭載端末上で動作させることに成功した。これにより60GHz帯とLTEをユーザーが意識することなく利用でき、LTEネットワークの混雑を避け、快適なネットワーク利用が可能とのこと。検証試験では、LTEのみを使った場合と比較して5分の1以下の時間でコンテンツのダウンロードが可能だったという。
具体的には、LTEエリアであらかじめユーザーが到達するであろう60GHz帯エリアを予測し、必要なコンテンツを先回りダウンロードさせる技術、CCN(Content Centric Networking)技術により、協調動作を実現。新プロトコルを設計し、Linux OSならびにAndroid OS上に実装した。
《冨岡晶》
特集
この記事の写真
/
関連ニュース
-
5Gでは通信速度10Gbpsに……ノキアとNIが5G Summitでデモ
エンタープライズ -
三菱電機、5G基地局向けのアンテナの試作機を開発
ブロードバンド -
【MWC 2015 Vol.34】ドコモ、5Gの屋外実験で受信時4.5Gbps以上のデータ通信に成功
ブロードバンド -
【MWC 2015 Vol.11】ファーウェイ、次世代LTE「4.5G」対応のスマートウェアやドローンを出展
IT・デジタル -
ドコモ・ノキア・ファーウェイが考える「5G」の未来……SSKがセミナー開催
ブロードバンド -
ファーウェイ、2018年W杯に向けロシアにおける5Gネットワークを推進
ブロードバンド -
BIGLOBE LTE・3G、月間通信容量を拡大……月額900円で2GB、1,505円で5GBに
ブロードバンド -
ドコモ、「アンライセンス周波数帯」におけるLTE通信の実験に成功
ブロードバンド