ドコモ、生体情報を使った新オンライン認証「FIDO」スタート
ブロードバンド
セキュリティ
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
既存のデバイスやシステムで次世代認証を実現できる「FIDO U2F」製品
-
スマートかつ高セキュリティな次世代オンライン認証…DDSのFIDO対応ソリューション

「FIDO」(Fast IDentity Online)は、生体情報を利用する、新しい認証方式。汎用性・相互運用性が高いのが特徴で、どのメーカーの端末でも、同一システムでオンライン認証を行うことができる。生体情報も、異なる種類のものに対応する。「FIDO」を使うことで、IDやパスワードを入力することなく簡単にオンライン認証を行うことが可能となる見込みだ。なお「FIDO Alliance」には、Microsoft、Google、Qualcomm、ARM、Samsungなど、約200社が加盟している。
ドコモは昨年から「FIDO」への対応を準備をしていたが、今回27日より、dゲーム、dミュージック、dブック、dデリバリー、ドコモのペット保険など、ドコモのサービスにおいて、docomo IDやspモードパスワードと同様に、「FIDO」による生体認証を開始する。なお、指紋や虹彩など、異なる生体認証方式をオンライン認証に対応させるのは世界初とのこと。対応端末はGalaxy S6 edge SC-04G、Galaxy S6 SC-05G、ARROWS NX F-04G、AQUOS ZETA SH-03Gの4機種となる。
今後ドコモは、FIDO仕様策定とエコシステムの発展に貢献していくとともに、パートナー企業やサードパーティーサービスへの対応拡大も図る方針だ。
《冨岡晶》
特集
この記事の写真
/
関連ニュース
-
既存のデバイスやシステムで次世代認証を実現できる「FIDO U2F」製品
エンタープライズ -
スマートかつ高セキュリティな次世代オンライン認証…DDSのFIDO対応ソリューション
エンタープライズ -
生体認証の標準化を策定したセキュリティ規格「FIDO」が日本上陸
エンタープライズ -
オンライン本人確認の新規格「FIDO」が全世界公開……Galaxy S5で先行採用
ブロードバンド -
テーブルにスマホを置くと認識、「ペーパービーコン」を帝人らが開発
エンタープライズ -
タブレット端末を利用した「手のひら静脈ハイブリッド認証SDK」
エンタープライズ -
二因子認証を実現……イーセクターがクラウドサービス「SGCloudX」を展示
エンタープライズ -
指紋と指静脈の複合認証……NECの「非接触型指ハイブリッド認証ソリューション」
エンタープライズ