ディズニー最新作『トゥモローランド』とスピルバーグ『未知との遭遇』に共通点
エンタメ
映画・ドラマ
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
ディズニー新作『トゥモローランド』日本版ポスタービジュアル解禁!
-
ディズニー/ピクサー『インサイド・ヘッド』、カンヌで10分間のスタンディングオベーション!

映画『トゥモローランド』は、映画やアニメーションだけでなく、世界中に数多くのテーマパークを造り、多くのゲストを迎え夢と魔法を届けてきたウォルト・ディズニーの夢の結晶ともいえる、すべてが可能になる理想の地“トゥモローランド”を巡る物語だ。
一方『未知との遭遇』は、世界各地でUFOに遭遇する事件が多発し、主人公のロイは不可思議な機械の誤作動を起こす飛行物体を見つける。それが放つ閃光を浴びてから、取り憑かれたようにUFOの目撃情報を集めだす。
ロイは<飛行物体>という“この世のものとは思えないもの”を見たことによって、それが何なのか徹底的に調べ始める。本作でも未来を諦めない少女ケイシーが<謎のピンバッジ>に触れることで“すべてが可能になる世界”を見つけ、この世界に行くための冒険へ出発する。
それについて監督を務めたブラッド・バードは「ケイシーはあるビジョンを植え付けられ、そのビジョンを追求するんだ。この映画はそこから始まる。彼女は自分に見えたものが本当なのか定かではないんだけど、それについてもっと知りたいと思っているんだよ」と語っている。
また『未知との遭遇』のロイは<飛行物体>を見たことによって、自分の置かれていた状況が一変する。会社からリストラされ、妻と子供を見放し、どんどん社会から外れた人間になっていく。わくわくするものを見た故に孤独な状況に追い込まれていく主人公は、本作のジョージ・クルーニー演じるフランクも同じだ。
「若い頃のフランクは地球上で一番素晴らしいと自分が思っているところへ行き、そうすることで世界はずっと良いものになると信じていた。でもそれが事実に反することだと知って、おそらく人間がこれ以上シニカルにはなれないほど、シニカルな男になってしまったんだ」とジョージは話している。フランクも<トゥモローランド>に行ったことで、それまでの人生が一変し、それによって社会との関わりを経ち、孤独な人生を送っている。
<孤独な状況で生きる主人公>はまさに『未知との遭遇』との共通している部分である。しかし本作では、フランクがケイシーと出会うことで今まで孤独に過ごしてきた状況にも変化が起き、大冒険に巻き込まれていく。
脚本を担当したデイモン・リンデロフは本作のストーリーを考えているとき、「ブラッド(・バード監督)とこの映画を作るときによく話題にしていたのが、スティーブン・スピルバーグの『未知との遭遇』だったんだ。僕らの一番好きな映画のひとつだよ。」と述べた。
『未知との遭遇』が『トゥモローランド』のストーリーに影響を与えていたことは間違いなさそうだ。
映画『トゥモローランド』は6月6日(土)より全国ロードショー。
《non》
特集
この記事の写真
/
関連ニュース
-
ディズニー新作『トゥモローランド』日本版ポスタービジュアル解禁!
エンタメ -
ディズニー/ピクサー『インサイド・ヘッド』、カンヌで10分間のスタンディングオベーション!
エンタメ -
東京ディズニーシー、『ファインディング・ニモ』の新アトラクション導入!
エンタメ -
ディズニー最新作『インサイド・ヘッド』ドリカムの書き下ろし主題歌が公開!(動画)
エンタメ -
ディズニー/ピクサー最新作『インサイド・ヘッド』……“漢字”ビジュアルが公開
エンタメ -
ディズニー、パークに『アナ雪』エリア誕生! 今後10年の大規模開発構想が明らかに
エンタメ -
【カンヌ映画祭 第66回】スピルバーグも称賛! 凱旋帰国の是枝監督だが……「オファーは殺到していないです(笑)」
エンタメ -
ディズニー実写『シンデレラ』好調! 週末映画ランキング第1位
エンタメ