大泉洋、“セクハラ疑惑”を釈明「『俺の腕を薙刀だと思って』は事実そのとおり」
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この作品は、作家・井上ひさしの『東慶寺花だより』を原案にした笑いと涙の人情エンタテインメント時代劇映画。江戸時代の駆け込み寺を舞台に、離縁調停人が男と女のもつれた愛の糸を解きほぐし、ワケあり女たちの人生再出発を手助けする物語だ。6月10日からカナダ・トロントで開催されるトロント日本映画祭のオープニング作品として上映されることも決定し、さらに上海国際映画祭では話題作を上映するパノラマ部門にも出品されることにもなっている。
主人公・中村信次郎を演じた大泉は、「何度も観てるという方が多く、はまるってこういうことかと。年齢層も幅広く、今まで時代劇を観なかった人も観てくれている」と話した。観客から届いているファンメールは、「撮影の合間などに寸暇を惜しんで感想を読んでいる」という。続けて、「朝ドラの役が評判悪くて……、その逆に『信次郎、格好いい!』と株がどんどん上がっている」とコメント、会場の笑いを誘った。
司会からプレミア試写会での“セクハラ疑惑”について振られると、「エライことになったからな!」と話し出し、「(陽月が)薙刀の練習をしていたから、『俺の腕を薙刀だと思って練習しない?』と言った。真実その通りなんだけど(笑)」と応じた。この発言の理由は「(陽月は)キレイだが面白い。だから『どう返すか?』と楽しみに言った」と“釈明”。「結局大したオチはなかったが、現場は楽しかった」とまとめた。
イベントの最後には原田監督が挨拶を行い、「庶民の苦しみや虐げられた人々が戦って自分たちの道を見つけるというストーリーが、現代にも通じるものがあると思う」と述べた。さらに、「我々も次の道を切り開いていきたい。観客動員数200万人超えれば続編を作る!」と意気込みを見せていた。
『駆込み女と駆出し男』は現在も公開中。
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