【Interop 2015 Vol.28】フォーティネット、100GbEを6基ぶん搭載したFortiGateシリーズの最上位モデルをデモ
ブロードバンド
セキュリティ
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
【Interop 2015 Vol.8】超低価格でBLEをWi-Fi対応にできるモジュール、アプリックスが開発
-
【Interop 2015 Vol.6】シャープ、「無線バックホール」採用の無線LANアクセスポイント

コアインフラ側でセキュリティ対策に利用するファイアウォール製品として、最大スループット320Gbps(IPSファイアウォール)を実現している点が大きな特徴だ。今回のデモは、大規模な動画コンテンツサービスプロバイダー向けに、約150Gbpの動画をhttpでクライアントにダウンロードするという想定でデモを実施。デモ構成は、東陽テクニカが提供する米Spirent社のIPパフォーマンステスタと負荷試験装置「Avalanche」×4台を用いて、100GbEと10GbE×10本を束ねたトラフィックをFortiGate-3810Dに送るというものだ。
デモの際には、150Gbpの負荷がかけられたFortiGate-3810DのCPU使用率が僅か4%程度で済むことを強調していた。この理由は、同社の装置に独自のFortiASICを搭載し、いったんCPU側でセッションが張られると、あとはASIC側ですべて処理を行ってくれるため、CPU側には負荷がかからないためだ。
これまで10GbEを束ねてコンテンツを提供していたサービスプロバイダーが、昨年から今年にかけて100GbEネットワークにリプレイスする動きがある。その際にファイアウォールも同時に導入したいという要望があるが、コストが見合わない、サイズが大きい、消費電力が大きいといった課題があった。それに対する同社の最適解として、FortiGate-3810Dを発売したそうだ。
FortiGate-3810Dは、3Uサイズで最大320Gbpsの処理能力を持つほか、100V電源を利用でき、平均消費電力は800Wと大変エコだ(通常のシャーシモデルは200V対応がほとんど)。そのため、FortiGate-3810Dを複数台ぶん利用し、テラビット級のネットワークに対応するファイアウォールも現実的な視野に入るという。
《井上猛雄》
特集
この記事の写真
/
関連ニュース
-
【Interop 2015 Vol.8】超低価格でBLEをWi-Fi対応にできるモジュール、アプリックスが開発
エンタープライズ -
【Interop 2015 Vol.6】シャープ、「無線バックホール」採用の無線LANアクセスポイント
エンタープライズ -
ASUS、高精細液晶搭載の8型「ZenPad S 8.0」など新型タブレット発表
IT・デジタル -
VAIO、堅牢性高めた13.3型ノート「VAIO Pro 13 | mk2」発表
IT・デジタル -
【WWDC 15】新音楽サービス「Apple Music」を30日より提供!月額9.99米ドル&3ヶ月無料
ブロードバンド -
太陽光発電の動作状況をデータと映像で監視できる簡易遠隔監視システム
エンタープライズ -
【おとなのグルメ】NY発! “行列ができる”スティックジェラート専門店が日本初上陸
エンタメ -
Fortinetは2013年に18のクリティカルなゼロデイ脆弱性を発見
ブロードバンド